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❖きっと「きっと」を誤解している人はいるはず❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年2月1日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

◆きっと「きっと」を誤解している人はいるはず◆
2月1日といえば、東京や神奈川の中学入試がスタートする日である。今年は非常勤講師なので、入試業務はしていないが、教員になってから長らく中学入試の業務に携わっていただけに2月1日と聞くと、前日まであれこれ準備をして、当日も朝はかなり早くから出勤していた記憶が蘇る。

初めて入試業務に関わったのは、神奈川の私学に勤めたときだった。そのときは、保護者控え室の担当で、コーヒーとかお菓子を準備して、保護者対応した。

お菓子は二種類あり、「キットカット」と「源氏パイ」で、なぜこの二種類かと先輩の教員に質問すると縁起物だからだと教えてくれた。

「キットカット」は音の響きから「きっと勝つ」を連想し、「源氏パイ」は源平合戦で源氏が勝利したから縁起が良いとされているようで、特に「キットカット」は受験生応援のお菓子として有名で、受験生応援メッセージが記入できるタイプも売り出されている。

この「キットカット」の勝利のイメージは、受験以外にも重宝され、体育祭のクラスTシャツのデザインに使われることもある。

しかし私は常々疑問に思っていることがある。受験にしても、体育祭にしても、大抵の人は負けるよりは勝つ方が良いと思っているはずなのに、「きっと」という不確かに思われる表現を縁起物とするのはなぜだろうか(❓)。

同じように勝利の願掛けをしてカツ丼を食べることがあるが、カツ丼の場合は、「勝つ」と言い切っているので、こちらの方が強い表現に思える。

しかし「きっと」の意味を調べてみると、私が誤解していることが明らかになった。「きっと」は、「おそらく」とか「たぶん」などのような不確かな表現ではなく、むしろ「必ず」や「絶対に」のような強い表現のグループなのである。

「きっと」の意味を不確かなイメージで捉えていたのは、ドラマなどの影響だろか。ドラマなどでは、「きっと」という表現と、結局実現しなかったというシーンが結びつく印象がある。

まあ、私の恥ずかしい誤解をドラマのせいにするつもりはない。単に不勉強である。

これまで誤解していたキットカットへのお詫びも含めて、さらに勝利が強化されるように「ビッグカツ」と共演していただいた。

#キットカット   #中学入試   #ビッグカツ
#至福のスイーツ   #源氏パイ

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