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❖「親・シンガポール」の扉❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年11月18日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

2021年11月18日シンガポールの扉

先日、久しぶりにカヤトーストを食べた。以前に勤めていた私学で同僚だった先生と行ったのだが、数奇な巡り合わせで、その学校を私が辞めてシンガポールの私立高校に赴任した数年後、同僚はシンガポールの日本人学校に赴任したのであった。その後、同僚は日本に帰国したが、私はシンガポールからラオスに移った。そして、ラオスから帰国し、私は都内の私学に勤めることになったが、同僚はその私学と関わる大学の事務職として仕事をしていた。全くもって数奇な巡り合わせである。その同僚と久しぶりに食事をした後、近くにカヤトーストの店があるということで、我々は二次会みたいな感じで店に向かったわけである。カヤトーストはシンガポールで親しまれている食べ物で、焼いたトーストに砂糖、ココナッツミルク、卵、パンダンリーフなどから作られた茶色や緑色のジャム(これをカヤジャムと呼ぶ)が塗られ、そこにバターを挟んだものであり、シンガポールのソウルフードとされている。訪れた店は、シンガポールでも有名なカヤトースト専門店「Ya Kun Kaya Toast」であった。私はカヤトーストとアイスコピ(コーヒーのことをマレー文化圏ではそう読んでいる)を注文した。定番のとしては、温泉卵をセットで頼み、トーストを温泉卵にディップするところなのだが、普通に食事をした後だったので、それは我慢しておいた。コロナの影響もあり、なかなかシンガポールに行くチャンスがないが、こうして食べ物だけでもシンガポールに寄せて、雰囲気を感じ、楽しんだり懐かしんだりするのも悪くないなと思った。しかし人間は欲深い生き物なので、ここを上限とはしてくれない。「親・シンガポール」の扉をこうして開いてしまうと、しばらく閉められないものである。次は何を食べようかと考えてしまう。シンガポールフードというと、「チキンライス」などを思い浮かべることが多いが、この文章を書いていたとき私の脳裏をよぎったのは、なぜか「ローミー(あんかけ麺のような料理)」や「ビーフヌードル」であった。ということで、店を探して行きたくなってしまった。暴食の扉がしっかり閉まるのはいつになるだろう。

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