大高健志@MOTION GALLERY

#MOTIONGALLERY #シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」 #さいたま国際芸術祭2020キュレーター #映画プロデューサー 外資戦コン→東京藝大→起業 社会をみんなでクリエイティブにする為に、クラウドファンディングのMOTIONGALLERYをやってます

大高健志@MOTION GALLERY

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  • 日経COMEMO

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    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

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    クリエイターのアクションを支えるため、私たちのナレッジをシェアします。

  • 『社会彫刻家』を目指して

    さいたま国際芸術祭のキュレーターや映画プロデューサーとしても活動している今の自分。それだけ聞くと、クリエイティブな活動をずっとしてきているアート業界の人間に聞こえるけど、 本業としては、クラウドファンディング・プラットフォーム『MOTION GALLERY』、マイクロシアター・プラットフォーム『POPcorn』を運営している、ITスタートアップっぽいことをやっている。 でも、もともとのバックグラウンドは外資系コンサルファームだったりと、右脳と左脳をぐるぐる行き来しているような、めちゃくななキャリアを歩んで来ている。 そんな自分のこれまでと、そして何を目指していま活動しているのか、それをお伝えするマガジンです。

  • みんなの映画全集

  • 映画『あの日々の話』の届け方全集

    クラウドファンディング・プラットフォーム『MOTION GALLERY』から生まれた、Motion Gallery Studio という映像制作チームが挑戦した第一弾作品『あの日々の話』で起きた悲喜こもごもを振り返ります。

最近の記事

コロナ禍を踏ん張った「ミニシアター」が直面している問題について

下北沢に映画館『K2』を開館してから、早いもので1年半も経ちました。 下北沢の駅前といえば東口のイメージが強いからか、駅から徒歩0分なのに、いやだからこそ「場所が分からない」という声もちらほら頂いていましたが、お陰様でなんとか定着して来たのを感じる今日このごろです。 *ちなみに「K2」は南西改札口から徒歩0分です!ぜひお越しください! さて、そんな最近は、MOTION GALLERYもK2もあり日々バタバタしている結果、日経COMEMOに全然書けてなかったのを反省しつつ(

    • はじめてのクィア・スタディーズ

      『WKW4K』が好調だ。 そう、8月19日よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、立川シネマシティほかにて全国順次公開となったウォン・カーウァイ監督作5本の4Kレストア上映のことだ。 上映が始まって以来、各地の劇場で大盛況となっている。 我々下北沢のミニシアター「K2」でも9月30日から上映している。 何を隠そう『WKW4K』という企画を耳にした瞬間、これは絶対に「K2」でも上映したい、上映して多くの人に届けたいと願った上映企画ではあったので、今「K2」で上映

      • ミニシアターと本とキャッシュレスと

        ミニシアターの「飯田橋ギンレイホール」が11月27日で閉館する。1974年の開館以来、神楽坂で営業を続けてきたが、入居しているビルの建て替えに伴って48年の歴史に幕を下ろす。とのこと・・。 最初のこのニュースが駆け巡ったときには、ミニシアターの生き字引である岩波ホールの閉館に続き、本当に衝撃を受けたものですが、記事を見るに、あくまでビル建替が要因であって、近隣での移転再開を検討しているということで一安心しました。 「飯田橋ギンレイホール」は名画座として本当に多くの人に愛さ

        • これからの「クリエイター経済」でのNFTについて考える。

          下北沢で映画館「K2」を開業してはや半年。 インターネットの仕組みである「MOTION GALLERY」と、リアルのリテールである映画館「K2」それぞれの特性はやっぱり違うので、色々と日々トライアンドエラーをしならが挑戦しつづけているこの半年、といった感じで、日々学びがおおいのですが、そんななか昨日まで下北沢ではこんなアートイベントが行われていました。 月がテーマのアートイベント「ムーンアートナイト下北沢」。今年ついに下北線路街が完成したことを受けて、初めて開催されるアート

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        記事

          変化する旅の概念

          コロナ渦が始まってからはや2年。 今が結局快方に向かっているのかよくわからないけれども、街には人が戻って来ているように感じるし、「県をまたいでの移動はだめ!」みたいな話も今はあるような無いような、なんとも曖昧な状況になってきている気がする。 裏を返せば、強制的ななにかに従うというのではなくて、個人個人が節度を持ちつつ自分たちの判断で、感染対策を行いつつ自分たちの判断によっての外出や移動が行える環境になっているとも言えるかもしれない。 そうなってくると、俄然「旅行に行きたい

          変化する旅の概念

          下北沢の音楽シーンと繋がるWEEK!

          いやはや・・・。 もう半年も経ったかと思うとゾッとしますが・・・、 このエントリーを書いてからはや半年。 無事に、下北沢の映画館の「K2」が開館し半年が立ちました。 ここでは書ききれないくらい本当にいろんな事があり、上手く行っていることいないこと、まさに悲喜交交。これまでインターネットと言うデジタル上でのビジネスをやって来た自分にとって、映画館というリアルなリテールを運営することからは、本当に新しい刺激を頂いているし、勉強になること、勉強しなくては行けないなあという事がたく

          下北沢の音楽シーンと繋がるWEEK!

          次の「ドライブ・マイ・カー」にもミニシアター文化欠かせない

          明日からユーロスペースなどで公開されるレオス・カラックスの新作『アネット』。ジャン=リュック・ゴダールの再来」と評されたレオス・カラックスは、『ポンヌフの恋人』や、2012年『ホーリー・モーターズ』などの作品でご存知の方も多いと思う。 遂に出た新作その難解さや複雑さといったものを背景にした、作家主義的な作品を、かなりの長い制作スパンの中で生み出していくレオス・カラックスの作品は、ある意味オリンピックよりも長く待たなくては次回作が見れないので映画ファンの渇望を呼ぶ。映画史的に

          次の「ドライブ・マイ・カー」にもミニシアター文化欠かせない

          手段と目的の「ふるさと納税」を考える。

          今や8000億円市場というとても大きな規模となった「ふるさと納税」。 ものすごいもりあがりを経て、最近ふるさと納税に対しての違和感や問題点を提起する声が広がっている様に感じる。 そういえば、自分は「ふるさと納税」を全くやったことがなくて、いまいち興味が持てず距離を取ってきた。「納税」と「控除になってお得」という僕の中では相反する2つの言葉が内在する事に違和感があったので、考えるのを辞めてしまっていたからだ。だから「ふるさと納税」を全く知らないというのが自分の現在地。 だけ

          手段と目的の「ふるさと納税」を考える。

          映画館の経営について考える

          この数ヶ月、僕は下北沢に誕生する映画館『K2』の立ち上げに没頭していた。 そして、先日の1月20日、遂に『K2』は開館!! 記事にして頂いた一部を抜粋したが、テレビや新聞を始め、本当に多くのメディアに取り上げていただき、そしてマンボウ発令にも関わらず、日々本当に多くの方にご来場頂いている。本当に有り難い限りです・・・・! 気づけば、この数年間、第一次緊急事態宣言下での「ミニシアターエイド基金」をはじめ、この数年は映画館という文化施設に様々な形で関わってきた。 そして、そ

          映画館の経営について考える

          『薄めず広める』、クラッシック音楽と哲学

          今月から、日経新聞で気になる特集が始まりました。 その名も「クラシックの常識 ぶっ壊す」。 もはや聞き飽きたであろうコロナ禍がもたらした文化への打撃の中で、引き続き音楽に与える影響は大きくそして難しいものがあります。そんななかでポップスの市場規模の10分の1であり、なかなか生計を立てるだけでもかなり難易度が高いとされるクラッシック音楽の困難さには、幼少期にヴァイオリンを齧ったことで、この世に”才能”というものがあるんだと実感させてもらった(もちろん自分はモブの1人として)経

          『薄めず広める』、クラッシック音楽と哲学

          社会貢献を実感したいなら、”社会”を”WE”と読み解いてコモンズを形成する仕事をしよう。

          こんにちは、MOTIONGALLERY大高です。 今回の記事は日経朝刊投稿募集「 #仕事で社会貢献を感じた経験 」への寄稿なのですが、自分の仕事が給料や会社の利益だけでなく、「社会に貢献している」と実感できるのはどんな時なのかと聞かれてふと立ち止まりました。 そう、実感がない・・・。 近年の自分でいうならば、 昨年の緊急事態宣言下で行った『ミニシアター・エイド基金』 だったり、今年セレモニーを行って動き始めた社会彫刻家基金だったり、 わかりやすい「社会貢献活動」と思わ

          社会貢献を実感したいなら、”社会”を”WE”と読み解いてコモンズを形成する仕事をしよう。

          まちなかのビルボードや新聞を、わたちたちの意思を広く告げる場所にする。

          この度、電通さんと提携し、新しい取り組みをスタートすることになりました。 電通とMotion Galleryの両社は、経済的なモノサシでは測れないものの、社会に必要とされている声を世の中に届けることはSNSだけではなく、広告が果たすべき重要な使命の1つであると考えています。この考えに基づきAD MISSIONを開発。Motion Galleryが従来のクラウドファンティングプラットフォームとしての機能を提供、電通が新聞・テレビ・ラジオ・屋外広告をはじめとした広告枠の確保とそ

          まちなかのビルボードや新聞を、わたちたちの意思を広く告げる場所にする。

          翻訳が紐解く文学と社会

          先月のMOTION GALLERY CROSSONGの特集は、『翻訳が紐解く文学と社会』と題して、西崎憲さん(翻訳家/作家)と松永美穂さん(翻訳家/早稲田大学教授)をゲストにお迎えしてお送りしまました。 そう、今回のゲストのお二人には共通点があります。 それは、お二人がともに立ち上げから「日本翻訳大賞」携わり選考委員をつとめてらっしゃるということ。 「日本翻訳大賞」は、世界のなかでも豊かな翻訳文化をもつと言われている日本なのに、不思議なことに翻訳者を顕彰する賞はこれまでほ

          翻訳が紐解く文学と社会

          有名建築を守る新取り組み クラファンで後世へつなぐ

          コロナ禍は以前からある傾向を加速すると言われる。 前回のエントリーでは、映画業界においてコロナ禍が加速しているものについて書かせて頂いたが、今回は建築において起こっていることについてお話したい。 コロナ禍は以前からある傾向を加速すると言われる。戦後の高度成長期に地方で数多く造られたモダニズム建築の危機もそのひとつなのだろうか。世界的に有名な建築家、丹下健三(1913~2005年)の初期の作品で、地元では「船の体育館」として親しまれてきた旧香川県立体育館(高松市)が取り壊しの

          有名建築を守る新取り組み クラファンで後世へつなぐ

          「デイ&デート」が実は映画館の味方になりえるのではないかというチャレンジについて

          「デイ&デートは永遠にお断りしたい」。8月下旬の米ラスベガス。映画「ワンダーウーマン(WW)」シリーズ監督のパティ・ジェンキンスが叫ぶと、宴会場に居合わせた数百人の劇場関係者らが歓声で応じた。 「デイ&デート」とは作品を映画館と動画配信サービスで同時公開すること。新型コロナウイルスの感染拡大で環境が激変。映画館が営業制限に苦しむ一方、巣ごもりによる動画配信の急成長で2020年末から広がった。映画館の上映後に配信する共存共栄の関係は崩れた。 コロナ禍は、いろいろな社会の動き

          「デイ&デート」が実は映画館の味方になりえるのではないかというチャレンジについて

          「she is」から「me and you」へ

          我々MOTION GALLERYがお送りしているPODCAST番組『MOTION GALLERY CROSSING』の先月7月の特集は『すべての創作は生活からはじまる!』と題して、「me and you」の竹中万季さんと野村由芽さんをゲストにお迎えしてお送りしました。 「me and you」のお二人といえば、「自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ」をタグラインに、女性をとりまくカルチャーや思想を伝えるウェブマガジン「she is」のお話は欠かせない

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