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ユニバーサルマナー検定を受講して知った「自分ではない誰かの視点」


先日、ユニバーサルマナー検定を受講してきました。
ユニバーサルマナーとは?検定とは?という方も多いのではないかと思います。
例えば、よく耳にする「バリアフリー」と「ユニバーサル・デザイン」の違い。皆様はご存知でしょうか。


1. ユニバーサルマナー検定とは?


「街中で白杖を持っているお兄さんや車椅子の老夫婦を見かけた。困っていそうだけれど声をかける勇気がない。」
そのような状況を解決してくれるのが、「ユニバーサルマナー」です。

自分とは違う誰かのことを考えられる社会。困っている人がいたら行動し、助け合える社会。皆が安心して、心から楽しく過ごせる社会。
(引用:ユニバーサルマナー検定ホームページ

のために、不可欠なマインドとアクションを指します。

また、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会では、ユニバーサルマナーについての知識・スキルを体系的に学び、習熟度を図ることができる「ユニバーサルマナー検定」を提供しています。
実際に私も、3級と2級の検定を受講しました。

2. ユニバーサルマナー検定を受講してきました!


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午前中は3級の勉強と検定。ユニバーサルマナーの入門編です。検定のカリキュラムは、実際に障害のある方が講師として監修しているそうです。

約2時間で、「ユニバーサルマナーとは」という初歩的なところから、「どんな人がどんなことに困るのか」「声をかける方法」などを学びました。

何でも、まずは“知る”ことが大事。無関心や過剰ではない、さりげない配慮をするにはどのようにしたら良いか、様々な人たちの視点を知ることによって考えられるようになりました。

午後からは2級。5時間ほどかけて、より実践的な内容を学びました。

内容は、障害者・高齢者の基礎知識をはじめとして、車いす使用者へのマナー、視覚障害者へのマナー、聴覚障害者へのマナー、そして高齢者へのマナーについてです。

実際に、車椅子に乗ったり押したり、白杖を持ち目隠しをして動き回ったりして、他人の視点を体感しました。

初めてのことばかりで戸惑いましたが、やっぱり自分で体験してみないとわからないことだらけですね。


3.おわりに


さて、冒頭に書いた問いの答え。
「バリアフリー」という言葉は、主に障害者や高齢者など特定の人のために存在するのに対し、「ユニバーサル・デザイン」は、障害の有無や高齢者に限らず、外国人や左利きの人など、全ての人のためにあるものなのです。
恥ずかしながら、私はこの検定で初めて知りました。

自分ではない誰かの視点を知り行動することは、これからの時代にとても大切なことで、ぜひオオスミの社員にも広めたいと思いました。そのためにもまずは自分ができるところからスタートです!


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