なぜ、大谷翔平は成功しているのか？大谷翔平から学ぶ社会人でも活かせそうなマインドセット3点とは？～『不可能を可能にする大谷翔平120の思考』を読んで～
野々村健史です。
先日、とあるスポーツ選手のおめでたいニュースが日本全国に流れましたね。
ご存知の方も多いことでしょう。
そう、ドジャースに所属されている大谷翔平選手が結婚されたというニュースです。
大谷翔平選手、ご結婚おめでとうございます！
とてもめでたいことですよね！
私はニつの意味で驚きました。
まず一つ目は、大谷選手が恋愛とは無縁のイメージがあったからです。
大谷選手といえば、何よりも野球に打ち込まれているイメージが強いです。
特に、栗山監督から「お酒を飲んだり、女の子と遊んだりしたいとか思わないのか？」と聞かれた時に「監督、それ、楽しいすか？未来に繋がっていますか？」と回答したというエピソードは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
それほど、野球一筋なイメージの大谷選手が結婚されたのだから驚きました。
二つ目は、ちょうど偶然にもこの本を読んでいたからです。（笑）
この本は、大谷選手が北海道日本ハムファイターズ在籍時代に書かれた本（2017年3月1日第一刷発行）です。
なぜ大谷選手があれだけの結果を残されているかが明確にわかる、彼の考え方、物事の捉え方などが、彼の言動と共に書かれている本です。
読んでみて、非常に勉強になりました。
我々社会人はもちろん、何か目標に向かって頑張っている人たちには非常に学びのあることが多く書かれていました。
無理と言われれば言われるほど燃える
『最初に「目標160キロ」と言った時は、無理じゃないかと言う人たちもいました。
そう言われると、絶対にやってやるという気持ちになる。刺激というかやる気になる。』
何か新しいことにチャレンジする時、大きな目標設定をした時には、反対する人がいるのも事実です。
「できるわけない」とか「やめておいた方がいいよ」とか、言われたことがある人も多いでしょう。
しかし、大谷選手はそんな声に耳を貸すことは一切なく、むしろ、刺激となってやる気が出たとのことです。
反骨心はエネルギーに変わりますよね。
自分の目的に向かって「なぜできないと思うのか」ではなく、「どうすればできるのか」を考えて邁進する大谷選手を見習います。
まずやってみることの大切さ
また、大谷選手は考えるよりもまずは行動することが大切だとおっしゃっています。
『小3の頃から思っていたプロ野球選手になるという想いは、
ずっと変わらないと思いますし、その気持ちを忘れずにこれからもやっていきたいです。
（中略）
打てなくても、どうすれば打てるようになるのかと考えて、何かを思いついて、じゃあやってみようってグランドに行く。その一歩目が楽しい。』
これはもしかしたら、実際に行動したことがある人にしかわからないかもしれません。
やる気が出るのって、行動する前よりも、実際行動してからですよね。
まず足を動かしてみて、自分にもできるかも！と思えるから、やる気が出るものですよね。
私の場合、まずやってみるまでに時間がかかり、上手くいかないこともしばしありました。
というか、今もまだあるので絶賛変化中です。
しかし、やってみないことには何も課題が見つかるわけではないし、まず行動しないと何も見えてこない。
逆に言えば、まず行動するからこそ、明るい未来が見えてくるんだと改めて腑に落ちました。
「楽しい」より「正しい」で行動する
言葉の源は、母校・花巻東の佐々木洋監督まで遡る。『"楽しい"より"正しい"で行動しなさい』
選択肢が二つあった時、どちらを選ぶか？となった時に、大谷選手はこの判断軸を持たれているそうです。
自分の場合は、どうしても楽な方へ楽な方へ流れていくところがあるので、大谷選手との大きなギャップを感じました。
「すごくきつい練習メニューがあるとして、それを自分はやりたくない、でも自分が成長するためにはやらなきゃいけない。そこで、そのメニューに自分から取り組めるかどうかが大事な要素なんです。何が正しいかを考えて行動できる。それが大人」
ご自身でもわかっていらっしゃるのですね。
求めているものを手に入れようとすれば、犠牲にするものも大きい。
大きなリターンを得ようと思えば、大きなリスクを背負う必要があるということがわかっていらっしゃるのでしょう。
ただ、大谷選手の場合は、それが苦痛や修行ではなく、好きなことだというのが素晴らしいなと感じました。
自分の仕事をいかに好きでいられるか、夢中でいられるか。
努力や修行だと思っているうちは、まだ一流ではないと思います。
自分の仕事においても結果を出すために「正しい」方を選択して、日々過ごしていこうと思います。
さいごに
大谷選手の言動、価値観、考え方には、仕事の目標達成に、プライベートの人生の充実に、活かせる内容が随所に散りばめられていたと思います。
野球のルールを知らない人からすると、少し難しい内容かもしれませんが、大谷選手の考え方や、野球に対しての取り組み方や、栗山監督や周りの選手を含む、人との接し方に関しては、非常に多くのことを学ぶことが出来ました。
「大谷翔平は人格者だ」と噂では聞いていましたが、それが何故かハッキリわかりました。
有名人の結婚報道がマスコミやメディアで非難されたり、揶揄されたりすることもあるのに、大谷選手の報道はマスコミ、メディアはもちろん、全国民が圧倒的に祝福ムードだったのも理解に難くないなと思います。（笑）
自分は社会人として、まだまだ未熟な部分が多いので、大谷選手のマインドを見習って仕事面でもプライベート面でも、充実した人生を送っていこうと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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