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129* 【ご当地シリーズ#5】2022年に40周年を迎える新橋駅のシンボル「SL」はただのシンボルではなく、エコな汽車だった!
こんにちは、野々村健史です。
皆様は、新橋駅前にSLがあるのをご存知でしょうか。
大きなSLがあることから通称「SL広場」とも呼ばれたりしますね。
JR新橋駅の日比谷口を出たところが「SL広場」と呼ばれる広場です。
待ち合わせの場所としてもわかりやすくて、私もよく使っています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68817266/picture_pc_ea3991afaa19532298674e5248054d50.jpg?width=1200)
この季節、イルミネーションで電飾が施されていて、とても綺麗です。
鉄道発足100周年記念のシンボル
そもそもSLがなぜ設置されたかというと、どうやら鉄道の歴史にルーツがあるようです。
SL広場に行ってみると、
大きなSLの隣に看板があって、そこには次のような表記がありました。
展示の蒸気機関車について
新橋駅(汐留駅)から一番列車が出発した鉄道発足100周年記念に合わせ、地元商店街や町会の活性化を目的に昭和47年(1972年)から展示されています。
設置されて来年で40周年になるのですね。
40年間新橋駅のシンボルとして、在り続けたわけですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68817435/picture_pc_1e60d12ed2e41224df141eaf73a9beda.jpg?width=1200)
また、汽笛についても、表記があり、
12:00、15:00、18:00に汽笛が鳴るそうです。
確かに、新橋駅前で汽笛の音が響き渡るのを聴いたことがある人もいるのではないでしょうか。
私は、この音を聴くたびに、「汽車が到着したのかな!?」という錯覚に陥ることがあります。
すみません、それないです。嘘です。
ですが、この音を聴くと、「新橋だなー!」と思うのは事実です。
環境にも優しい
また、SL広場は環境にも優しいのです。
どういうことかというと、
ヒートアイランド抑制対策
この広場の中央部の900平方メートルでは表面の保水性ブロックに自動的に雨水を給水するシステムを導入しており、夏の間、打ち水をしたような状況を人工的に作り出しています。
だそうです。
夏の暑い時期に、場所によっては、ミストを出して冷やすなどしているのも見受けられますが、それでは、電気代も水道代もかかりますよね。
少なからず、環境に与える影響はあると多く思います。
しかし、この広場では、溜まった雨水を給水することによって、涼しい状態を作り出しているのですね。
つまりは、雨水を再利用しているということです。
これには正直驚きました。
その点で、エコな仕組みだと思います。
最後に
普段何気なく電車に乗って、駅を降りて、と日常を過ごしていましたが、意外に身近なものに目を向けてみると、「そうだったの!?」と発見のある体験でした。
次、新橋駅前に行くことがあれば、「このSLはエコなシンボルなんだなぁ〜」と思いながら、汽笛の音を聴いてみるのもいいかもしれませんね。
ありがとうございました。