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どうして一日中「おはようございます」と挨拶するの?【舞台用語を覚えよう③】

今日の「舞台用語を覚えよう!」は
どうして一日中「おはようございます」と挨拶するの?
です。

ミュージカルやダンス業界に限らず、社会に出ると遭遇する、
朝でもないのに「おはようございます」という挨拶。

生徒たちから
「もう朝じゃないよー。こんばんはでしょー。」
などとツッコまれ、どう返したらいいか困った経験はありませんか?

大人の皆さんは、
「知らないうちにそういう習慣が当たり前になっていた…」
という方も多いのではないでしょうか?

そもそも「おはようございます」ってどういう意味??


さて、この語源も諸説あるのですが、
歌舞伎の世界から広まったという説が有力だそうです。

ということでココでご紹介。笑


舞台の世界では裏方さんやお世話人の方が役者より早く来て準備をしてくださるのですが、
ある時、役者さんが裏方さんより早く小屋に入って稽古をされていたそうです。

それを見た裏方さんが、その役者さんに労いの言葉として
「お早いお着き、ご苦労さまです」と挨拶をしたのが始まりといわれています。

相手を労う気持ちから生まれた言葉
なんだかとっても素敵ですね。


また、一般社会では
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
この中で、唯一敬語が使えるのが「おはようございます」なので、
目上の人にも常に敬語でできる挨拶として採用されたという説もありますね。

ちなみに、
「こんにちは」は「今日はごきげんよう」
「こんばんは」は「今晩はいい夜ですね」
を簡略化したものだそうです。

僕は、意味としても「おはようございます」が一番好きかな。
相手を敬った挨拶って素敵だと思う。
日本文化の素晴らしさを感じる一面ですよね。

コミュニケーションの第一歩である挨拶
小さな声でボソッと挨拶をするってとても変なことですよね。笑


挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいません。
元気よく挨拶して、今日も気持ちよく1日を始めましょう!!

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北村毅
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