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「新卒1年目で得た自分の活躍できる場を創るコツ」キャリアに悩むあたなたへ。転職7社、やりたいことをやって幸せになるためにボクがしてきたこと(5)

大学4年の4月に内定をもらい、入社までの1年間で数回の内定者研修を経て、晴れて社会人になりました。当時3000人くらいの上場会社で内定者10人という少数精鋭の中、第一志望・第二志望の会社に内定をもらえなかったボクが自然と身に付けたことは、自分の得意分野で活躍できる場を自ら創る、ということでした。

優秀か否かを決めるもの

第一志望の会社はあっさりSPIで落ちてしまい、第二志望の会社は最終面接までいったのに圧迫面接にまんまと飲み込まれたボクは、それなりに劣等感がありました。でも当時から前向きなボクは、自分にとって背伸びし過ぎた場所で埋もれるのではなく、分相応な場所で120%頑張ることで頭角を現すことの方が、自分にとっても周囲にとっても不幸を生まないんだと、無意識のうちに実行していたんだなと思います。

自分の居場所選びというのは、自分が活躍出来るかどうかも、重要なことなんだと思います。世の中にはいくらでも優秀な人が沢山いて、もちろん、自分より優秀な人の中で自分を追い込んで磨く時期も大切ですが、いろいろ任されて経験を積むには、自分と同等の人たちの中で活躍する時期も必要なんだと思います。

何が得意かは人が教えてくれた

今でこそ、人と比べることは無意味なことで、好きかどうかは自分次第だと思っています。ただ、自分が何が得意かどうかは、人と比べることでわかることも多いのかなと思います。内定者研修や入社1年目の配属先で先輩と比べた時に気付いた自分の強みは、「大勢の人前で話すこと」「チームをまとめること」「極端な裏表がなく誠実なこと」「素直さで上の人から可愛がってもらえること」「積極的に会社の研修に自主参加するなど、新しいことを吸収したい欲がちゃんと行動に現れる」。社会で生き抜いていくために、自分が苦がなく出来ることに気付き、無意識にそれを武器にするようになっていました。

苦手克服と得意を伸ばすこと

苦手を伸ばすことは挑戦でもあり、乗り越えられたときには嬉しいものですが、一方で、ある程度大人になっている時点での苦手克服は、苦痛も伴い、効率も悪く、自分よりも得意な人に頼んだ方が生産的。得意でしかも自分が好きなことであれば、もっと伸ばすことにも時間はかからないし、自分でも楽しい。それが全てではありませんが、得意なことを武器にすることは、社会で生き抜くには一つの大切なことだと気づかされた社会人1年目でした。

かなやんレベル8→9
・得意分野で活躍する


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