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【経営戦略と人事戦略を接続する】ことを徹底する

こんにちは。堀内猛志です。
毎週2回noteを公開していますが、月曜日はキャリアに悩む個人向け、金曜日は自社を人の力で成長させたい経営者と人事向けに読者イメージを分けて書いています。

▼個人向け『キャリアクラフティングのススメ』

▼経営者と人事向け向け『人事徹底』

『人事徹底』では人事を凡事徹底する内容について展開します。ブランド、資金、人材というリソースはなくても「当たり前にやるべきことを徹底する」ことができれば人事組織はうまくいくことを伝えていきたいと思います。

人事戦略は『設立当初から』考え続ける

経営者が起業して1番最初に悩む人事問題は「1人目社員をどうするか?」ということだと思います。前提として、チームは少なければ少ないほど企業運営はしやすいです。起業家が最初に行うのは、社名を決める、ミッションビジョンを決める、メイン事業を何をするか決める、というようなことだと思いますが、1番楽な方法は経営者が1人で考えて決めることです。
経営者は孤独だと言われます。なので、最初から複数の仲間とともに起業する方もいますが、人数が増えるほど「話し合って決定すること」の難易度は上がります。いわゆるコミュニケーションパス増加の問題です。以下の図を見てもらうと一発でわかると思いますが、4人以降、人数以上にパスの数が増え、「話し合う」だけでも膨大な時間が増えていくことは想像にたやすいと思います。

参照:開発組織におけるコミュニケーションの重要性

早く行きたければ、一人で進め。 遠くまで行きたければ、みんなで進め」岸田総理が所信表明演説で言及していたアフリカのことわざです。このことわざが示す通り、大きな目標に向かうためにはチームメンバーを増やすことは避けられないでしょう。
では、チームメンバーが増えてもコミュニケーションコストを増やさないためにはどうすればいいでしょうか。それは「5つのⅤ」のフィットを確認することです。

ベンチャー企業が採用時にフィットするか確認すべき5つのV

①Vibes fit:ノリが合うか?

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