『意中の候補者に内定承諾してもらう伝え方』を徹底する
こんにちは。株式会社シンシア・ハートで代表取締役をしている堀内猛志(takenoko1220)です。
前回のnoteでは、「部下に好かれるリーダーが徹底すべき3つのこと」について書きました。
今回は、採用で悩む担当者を対象に「『意中の候補者に内定承諾してもらう伝え方』を徹底する」というテーマでnoteを展開します。
今回はこれまでのnoteの展開と違い、ベストセラーの「伝え方が9割」を参考にし、採用場面でこの本のメソッドを実践する方法を解説していきたいと思います。
相手を動かすための考え方の3手順
①自分のお願いをそのまま言葉にしない
初っ端からこのパンチラインはきついですねー!これは「お願い」に限った話ではないですね。「太った?」「バカなの?」「それは違う」「あ、お前の嫌いな奴がきたよ!」卑下や否定や空気の読めない言葉を反射的に言ってしまう人っていますよね。言われた方は瞬時に心をシャットダウンするはずです。
そしてこれは「お願い」にも言える話です。なんと人は1日に平均22回のお願いをするそうです。「それ取って」「ゴミ捨ててきて」「これ見てみ」とか、なにげない会話も分解すると「お願い」だらけなのがわかると思います。
しかし、なぜ人間はこの行動をしてしまうんでしょうね。それは「思う☞言う」というシンプルなシステムⅠという脳が先に働いてしまい、よく考えるというシステムⅡの脳が働いていないからです。システムⅠとシステムⅡについての解説は「象」と「象使い」という例えで以前解説していますので、興味のある方は以下のnoteをご一読ください。
反射的に「●●してくれない?」「●●でいいよね?」「●●にしよう!」と言わず、一度立ち止まり次の②③を踏まえてお願いするようにしてください。
②相手のメリットを考える
どの場面でも言われることですが、なかなか実践できないんですよね。
ビズリーチに登録している人ならわかると思いますが、毎日何通もスカウトメールをもらってうんざりしませんか?でも不思議ですよね。スカウトメールがラブレターなら1通ずつ確認して嬉しい気持ちになるはずなんです。それがスカウトメールにワクワクしないのはなぜでしょうか。
それは、ほとんどのメールがスカウトという名のDMだからです。DMに興味が持てない理由は2点です。
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