古着の街。処方箋の街。
久しぶりに古着屋を周ってみました。
東京は下北沢。
最近古着屋がすごく増えたのは知っていましたが、いざそちら方面を意識して歩いてみるとそのお店の数にびっくり。以前はカフェや雑貨屋などがあった場所が古着屋に変わっていました。街の仕組みがどう変わっていくのか詳しくは知りませんが、この街の利権を持っている人や会社がそう決めたのでしょう。いまは古着の街でやっていこうと。
私自身は学生時代から会社員時代にかけて古着屋に結構足を運びました。大阪にいたので心斎橋のアメリカ村ですね。もう四半世紀以上前になりますが、そのときに買った古着を今も着ています。アメカジが好きなので古着屋はパラダイスなのです。
昨日も下北沢の古着屋を巡った際、欲しいものはいくつかありましたが、今の私に必要なもはありませんでした。新品で買って着古した「My古着」で充分間に合っているからです。毎年履こうと楽しみにしている順番待ちのマイ古着のジーンズが履けずにいるくらいです。シャツやデニムシャツなどもそうです。なので今回は観て楽しむ、現状を知るということで終了でした。
そして久しぶりにラーメンが食べたいなあと思ったので、餃子の王将でセットを食べて帰りました。京都系の方ですね。学生の頃はよく行きました。大学の正門を出てすぐのところにあり、仲間とよく入りました。相変わらずちゃんとしていますね。美味しかったです。また行こうと思いますよね。
下北沢は割りと自宅から近いので助かります。著名人も住んでいますので遭遇することがあります。吹越満さんとか。ばったり吉本ばななさんにも遭遇してみたいですね。8月には坂口恭平さんのワークショップでお見かけしました。東京はそんな街で青山や表参道で信号待ちをしていると、隣が著名人だったりすることがたまにあります。ちょっと得した気分になります。
街の話に戻りますと、私の住んでいる街は東京23区のとなりの自治体で、世田谷区まで歩いてすぐですが、畑が散見されるのどかな街です。実際、私も市民農園を借りています。年間6千円だったと思います。そのコストの何倍もの収穫量があります。人件費はタダですが、実のある労働です。
そんな街ですが商店街は充実していてお店がたくさんあります。カフェやファーストフードのチェーン店はひと通りあります。以前は個人の飲食店がもっとありましたが徐々に無くなり、そういったお店がどんどん増えていきました。あと、マッサージや整体、処方箋薬局、ジムなどが溢れています。おそらく日本全国のそこそこの大きさの街がそうなってきていると思います。高齢化社会が加速していますからね。そして社会はどんどん便利になっているはずなのに、庶民はどんどん疲れています。誰が得をしているのでしょうか。勘の良い人ならすぐにわかるのでしょう。
冒頭の写真は2018年。猿田彦コーヒー。
スポーツ新聞が当時を語ります。ひとり自分会議です。
最近はマックが多めです。