takeshi funayose/船寄剛
これまでに個展で発表した作品のご紹介です。
これまで開催してきたポートレート撮影のワークショップでお伝えしてきたことをまとめてみました。何かひとつでも参考にして頂けましたら嬉しいです。
写真関係の記事を集めました。
あるプロ野球球団の2軍球場の光景を撮影した作品です。
このnote内での私の来歴、自己紹介をいまだしていませんでした。 下記、簡単ですがご参照ください。 船寄 剛(ふなよせ たけし)/ 写真家 1974年 鳥取県羽合町(現湯梨浜町)生まれ 鳥取県立倉吉東高等学校卒業 関西大学社会学部社会学科卒業 商社勤務を経て2002年より写真を始める。 東京都在住 郷里の人々や風景を撮影、発表を重ね、加えて最近は 自身が高校まで勤しんだ野球をテーマに撮影している 冒頭写真:古賀康孝氏撮影(2023年) 個展: 2003年 「HOP
週末は久しぶりにポートレート撮影のワークショップを開催しました。 このワークショップは私個人が不定期にSNSで募集したり、要望があったりしたときに開催するものです。 ひと通り私のお伝えしたいことをお話ししますが、他の多くの時間は受講者の来し方を聞き、それぞれに合った写真集や写真家をおすすめしたり、その方に合ったポートレートの撮り方や在り方を一緒に探っていきます。どちらかといえばカウンセリングのような感じかもしれません。 個人授業のマンツーマンですので私もじっくりと受講者に
30年ぶりに絵を描き始めて1週間ほどになる。 少しずつ鉛筆が手に馴染むようになってきた。 眼と手と脳の連携が良くなってきた。 そして疲れにくくなってきた。 そして改めて思う。 紙と鉛筆があればすぐに作業に取り組めるなんて、 なんて簡単で素早いんだと。 私の場合、写真はカメラとフィルムを用意し、しかるべき場所に移動し、 ポートレートを撮るなら被写体を探し、交渉し、ようやく撮影できる。 そしてフィルムを現像に出し、出来たら取りに行き、暗室作業に取り掛かる。 モノクロは暗室
50歳になり、30年振りに絵を描くことにしてみたが、少しずつ慣れてきて、手と眼と脳の連携が良くなってきた。とにかく手を動かしてたくさん描くことに今は注力し、身体が長年忘れていたその回路を定着することに集中している。上手く物の形を捉えきれず、とてもバランスが悪いが、あまり気にせずどんどん描くことにしている。 連携が良くなると鉛筆がどんどん走るようになる。生き物のようだ。そしてあまり疲れなくなる。同時に集中力が増してくる。いい感じで思い出してきている。 そしてよく対象を観てい
先日50歳になったので新たに何か始めよう、もしくは再び何か始めてみようと思い、絵を書くことにしました。 絵を書くのは幼い頃から好きで、また得意で、その延長線上で写真の道に入ったところがあります。 絵も好きですが、ずっと野球をやっていたので中学からは専ら野球が最優先となり、授業やほんの息抜きくらいでしか絵を描くこともなくなりました。 野球部でしたが中学までは絵で表彰されることもあり、野球よりもプライドを持っていたかもしれません。というか、拠り所でもありました。色々と気苦労が
昨日読売ジャイアンツの秋季練習を観てきました。 浅野選手やオコエ選手、門脇選手などの若手主体で、ノックやフリーバッティングなどの基礎的な練習を2時間ほど観覧しました。 そして驚いたのが練習中に流れていたBGMです。 私が高校時代の流行歌が流れていたのです。 90年代初頭の曲です。 ちなみに昨日球場で聴いた曲は、 「会いに来てI need you」/ゴーバンズ 「今すぐKiss Me」/リンドバーグ 「夏祭り」/ジッタリン・ジン 「夏休み」/TUBE そして極めつけは、
横浜DeNAベイスターズが優勝しました。 1998年以来26年ぶり。 セ・リーグでは優勝していませんので厳密には当時とは異なりますが、それでもおめでたいことでしょう。 その日は少し早い忘年会で、テレビ中継を横目に試合の流れを観ていましたが、序盤からベイスターズのペースを止められない状況にあったように思います。私の好きな筒香選手が打ったのも嬉しかったですね。 自分の信念を貫き、苦戦や失敗と言われようが自分が納得するまで日本に帰ってこなかった姿にはとても共感しました。 筒香選手
大学時代、20歳の頃に着ていたカバーオールを久しぶりに着た。 30年前に着ていたもの。大阪のジーンズショップで買ったビッグジョンのカバーオール。当時はラングラーのジーンズとウエスタンブーツを合わせて着ていた。 長年ずっと実家に置いていたが、数年前に同じくずっと置いていた当時のジーンズやGジャンと共に送ってもらっていた。少しだけいいものを買って、色落ちを楽しんでいた時代。バイトに精を出した。 30年振りに着てみたけど、とても着心地が良い。ゆったりしたサイズで着ていて楽だ。包ま
50歳になりました。 若かった頃、例えば20代で会社員をしていた頃は50歳なんて随分大人でしっかりしていて、社会的な地位や立場も高く、それなりに豊かな生活をしているものだと想像していました。 そしていざ、50歳を迎えてみると。 そんな若かったころの想像は幻想でしか無く、特に精神的にほとんど変わっていないことにびっくりしてしまいます。それに付随して着ているものも20代と変わらずですが、肉体は刻々と時間の経過を受け入れざるを得ません。白髪やシミ、シワも増えました。 そして思
早稲田大学に行ってきました。 朗読会を鑑賞するためです。 登壇者は小説家の安堂ホセさんと柳美里さん。 そして司会者はロバート・キャンベルさん。 安堂ホセさんのことは何も知らずに参加してしまいました。 そして柳美里さん。 大学時代から会社員をしていた頃、彼女の小説を随分読みました。 拠り所にもなっていたと思います。とても思い入れのある作家でした。 その後、写真を始めた頃からあまり小説を読まなくなり、柳美里さんの作品に触れることもありませんでした。色々と紆余曲折あって、彼女
俳優の西田敏行さんが亡くなったというニュースには大変驚きました。 西田さんが出演されていた映画やドラマを熱心に観ていたわけではありませんが、同じ時代に生き、いつでもあの笑顔に会えると思っていたので、とても衝撃を受けました。当たり前にあるものが、突然無くなってしまったような寂しさを感じています。 76歳という年齢は私の親の世代に当たりますが、タモリさんや北野武さんはそれより上の年齢だと考えると、もうそんな時代に来ているのだとしみじみしてしまいます。そのお二人はもちろん、私の幼
先日カフェに行った際、参考書を開いて一心不乱に勉強している女性に目が留まった。参考書には大きな文字で「臨床心理士」とある。 臨床心理士か。 どんな仕事内容なのかよくわからないし、精神科医との違いもよくわからない。でも、過去にその仕事に就いていた人をひとりだけ知っている。 大学の同級生で、卒業後に数年間、共に時間を過ごした女性だ。 参考書を開いていた女性を観て、当時のことを少し思い出した。 彼女は大学を卒業後、大学院に通った。 臨床心理士になるためには大学院で心理学を勉強
私が中学1年生のときに96歳で亡くなった曾祖母は明治25年生まれ。 彼女が生まれる4半世紀ほど前は江戸時代だ。 幕末の混乱。維新後の急激な社会の変化と混乱。 曾祖母が生まれた頃にはそんな激変する世の中を生きてきた人々が多数を占め、彼女の人格や価値観に多大な影響を与えただろう。 そして少なからず私も曾祖母の生き方に影響を受けている。 私の中には明治や江戸時代の人々の生き方のエッセンスがいくらかあるということだ。 令和の世になろうが、知らず知らずのうちに受け継いでいると思う。
久しぶりに古着屋を周ってみました。 東京は下北沢。 最近古着屋がすごく増えたのは知っていましたが、いざそちら方面を意識して歩いてみるとそのお店の数にびっくり。以前はカフェや雑貨屋などがあった場所が古着屋に変わっていました。街の仕組みがどう変わっていくのか詳しくは知りませんが、この街の利権を持っている人や会社がそう決めたのでしょう。いまは古着の街でやっていこうと。 私自身は学生時代から会社員時代にかけて古着屋に結構足を運びました。大阪にいたので心斎橋のアメリカ村ですね。もう
かつての恋人の命がもう長くないと知らせを受けたら。 私の知人が最近そのような知らせを受け、かつての恋人に会いに行ったそうだ。病院に駆けつけた時にはすでに彼の息はなかったが、彼と再会し、お別れが出来たと話してくれた。 知人は既婚者だったが夫に事情を話し、彼は快く彼女を送り出してくれた。夫婦に子どもはなかった。 知人からそんな一連の話を聴き、私の身にも今後そんなことが起きるのだということを実感させられた。 私はきっと、動揺するだろう。 そして知人をかつての恋人のもとに送り
岡村靖幸は岡村ちゃん。安室奈美恵は安室ちゃん。そして石破茂は石破ちゃん。 「ちゃん」付けが浸透している人物はどこか愛嬌があって可愛らしい。 そしてカリスマ、孤高でもある。 同郷の議員、そしてこの度首相になった石破茂氏を、私は長年「石破ちゃん」と呼んできた。もちろん、親しみを込めて。 私は今年50歳になるが、私が中学に上がる頃にはすでに石破さんは国会議員になっていた。以来、ずっと当選を重ね、閣僚も何度か務めている。鳥取県の顔のひとりでもある。政治の世界は近くて遠い世界でも