ジョー・コッカー & レオン・ラッセル/ジョー・コッカー (‘69)
Joe Cocker! / Joe Cocker (‘69)
今回はイギリスのシンガー、ジョー・コッカーのセカンドアルバムを紹介させていただこう。彼はバックのグリース・バンドやデラニー&ボニーとの活動など、UKスワンプとしても高評価である。ビートルズの「心の友〜With a Little Help from My Friends」をカバーしたファーストアルバムも多くの賞賛を得るなど、’60年代末期〜’70年代初頭にかけての活動は国籍を問わず、素晴らしい実績を残している。
ファーストアルバムはもとより、「マッド・ドッグス・アンド・イングリッシュ・メン〜Mad Dogs and English Men」などの名盤を含め、ブルースロック、ブルー・アイド・ソウルのファンからも評価の高いシンガーである。
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私の所有している盤は、どこかのリサイクル店で購入したので、過去の所有者が購入したであろう埼玉県のレコード店の外袋に入れられていた。劣化しているので新品に交換すべきであるが、この外袋も含めて盤の一部と考え、あえてこのままにしている。
時代的な部分もあり、決して「新しい」「モダン」なサウンドとは程遠いが、どっしりと地に足のついた感が痛快であり、そこが魅力となっていることは間違いないであろう。