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未来への天授/ロニー・モントローズ (‘78)
Open Fire / Ronnie Montrose (‘78)
今回は王道アメリカンロックのグループ、モントローズやエドガー・ウィンター・グループなどでも活躍したギタリスト、ロニー・モントローズのファーストソロアルバムを紹介させていただこう。サンフランシスコで生まれ、デンバー州コロラドで育った彼は、若くして家を出た後にヴァン・モリソンのレコーディングに参加するなどの実績を積み、ボズ・スキャッグス、エドガー・ウィンターらのバンドにも加わった。その後、’73年に自身のグループ、モントローズを結成するが、’76年のアルバムリリース後に解散した。
本作は’79年にガンマを結成するまでの期間にリリースされたアルバムであり、多くの活動を経たキャリアを感じる一枚である。’80年代になってからは、ロックにもポップな要素が多くなる時代を予感させる部分もあるが、ジーン・ピットニーの「非情の町〜Town without Pity」など、意外なカバーもあり興味深い。
彼のグループ、モントローズの活動については、先日おこなわれたサミー・ヘイガー(モントローズのボーカル)の来日公演も記憶に新しく、関連の記事も多く書かれているので、今回は割愛させていただく。
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Spotifyのプレビュー音源をどうぞ。
グループとしてのモントローズはあちこちで評価されているので、今回はロニー・モントローズのアルバムを紹介させていただいた。’70年代〜’80年代という、ちょうど過渡期のサウンドが聴ける一枚である。