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【レビュー】 (第6戦)T.T彩たま VS 木下マイスター東京  2020年12月11日(金)

前回の木下戦は松山/髙見ペアの素晴らしいプレーで勝利を得たのが大きく、先手必勝で勝利をつかむことができたが、さて今回は!?

4連敗を喫して土日休みに入るのと、連敗ストップさせた嬉しさに浸りながら休みに入るのとでは気分も違うというもの。

「今日こそは!」という想いで吉報を待ち望んだ試合前だった。

試合の行方を左右するであろうオーダーの注目点

① 張本智和選手(木下マイスター東京)の出場可否について。

腰痛を患っているとのことだが、カットマン型が2名いる彩たま相手に大丈夫なのか?

② 前日の岡山戦で欠場した健太選手とジンタクキャプテンの出場可否。

正直、彩たま側は全くオーダーが読めなかった。

試合結果

2-3で木下マイスター東京の勝利。

候英超と水谷隼、それぞれの実力者からシングルスで勝利をもぎとることができただけに、この結果は正直もったいない。

勝ち点1は取れたが、負けは負けだ。専用の練習場もでき、練習量も確保できているはず。足りないものは一体何だろうか?

試合後ふりかえり

彩たま(当試合の三賞)

殊勲賞:ジオニス(初)

好運も最後は後押ししてくれて、キング相手に貴重な白星。同じカットマンとしてジオニス選手のプレーからヒントを得られるよう試合をじっくり観てみようと思う。

技能賞:英田理志(2)

カットマン(候英超選手)相手のバックドライブは、超絶技巧もの。全日本での大サプライズも期待したくなってきた。

「勝ちたいんじゃ!」賞:神巧也(3)

「俺の名前を岡山戦で書かなかったことを後悔させてやる」くらいの勢いで木下戦での活躍を期待したジンタクキャプテンだったが、2-0からまくられてしまい無念の敗戦。

寸評(彩たま)

「何で俺の名前じゃなく【横谷】なんだ!?」という良い意味での反発というか、自身のアピールを水谷選手にしてほしかった曽根/篠塚ペアだったが、今回のダブルスは残念な結果となった。「負けたのは仕方ない」なんて思っていないだろうが、大いに悔しがってほしい。

ジンタクキャプテンをもしのぐ雑草っぷりと言っていいさとしの大活躍。チームがなかなか波に乗り切れない中、ファンに喜びを与える存在となっている。培われている自信をそのまま持続していってほしい。

キャプテン・・・

サーブの不調がそのまま結果にシンクロしてしまっている。ファンの立場として「なぜ気持ちで負けてしまうんだ、しっかりしてくれ!」と憤りを覚える場面も正直ある。頑張れ!!

寸評(木下マイスター東京)

張本選手の欠場だけでなく、彼に準ずる実力を持った選手たちもシングルスで相次いで敗戦した中、勝利の立役者となったのは、田添(健)、及川、大島といったレギュラー争いをするであろう日本人選手たち。

この勝利はチームにとって非常に大きいと思われ、琉球を追走するにあたって節目となる試合になりそうだ。VMに大島選手を起用した邱監督の判断。選手をみる確かな眼力にはあらためて脱帽である。

まとめ

4連敗となってしまった彩たま。内容そのものは決して悪くないが、ここぞという時の勝負強さを発揮できず、勝ち星を積み重ねることのできないジンタクさんをどう起用していくのか!?

個人的にはダブルス固定起用で、シングルスを「ジオニス・さとし・健太」の3名でオーダー編成するのがベストのような気がしているが、12月の残り4試合。

最低でも3勝1敗で乗り越えてもらい、負け越しゼロの状態で年越しを果たしてほしい。


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