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【音楽】 紅白歌合戦に対して思うこと
一回りほど年下のツレが大晦日に隅々まで視聴しようとするのが紅白歌合戦。自身、歌は好きな方だと思うが朝ドラやサッカー、そして卓球の試合を中心に普段視聴することの多い私としては、この時間はなかなかつらい。
前半パートは特に笑
ここがヘンだよ紅白歌合戦
「隙あらばメドレー」な曲目構成と、「演歌歌手が登場する背景にアイドル」といった演出が時々ならまだしも、それが自分の中では恒例化してマンネリに見えてしまっているのがしんどい。
上記ケースにあてはまらないが、三山ひろし氏のけん玉にも若干食傷気味。今回もチャレンジするとなると計4回目。
「けん玉チャレンジ」そのものは演出の一部としておもしろいと思うが、いくらなんでも繰り返しすぎである。歌をじっくり聴かせてくれ。
石川さゆりさんに「天城越え」と「津軽海峡冬景色」を隔年で歌わせてステレオタイプ化させているのも、実にもったいない。先日、BSの番組で今年になって新しく出した曲を歌われているのを聴いたがすばらしい曲だった。
閉塞感に満ち溢れたこの1年を振り返り、来年にむけて「がんばろう」と決起するのに最適な曲だと思うのだが・・・
今年の紅白で、最も楽しみにしているもの
紅組の司会が二階堂ふみさんということもあり、朝ドラ最終回(=カーテンコール)の続きともいえる特別枠での「エール」メドレーが繰り広げられることかと思う。
馬具職人役で劇中では、歌う気配などこれっぽっちも見せなかった吉原光夫さんの「イヨマンテの夜」は頭をトンカチで打たれたかのようなものすごい衝撃だったし、芝居一筋だとばかり思っていた堀内敬子さん(劇団四季出身)の歌唱もしかり。
今回はどんな演出がみられるのか、とても楽しみだ。