第8号『なぜ僕は新規のお客様と必ず試運転に出かけるのか』
2012年2月19日配信(発行部数 124部)
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発行人の「車の修理屋たけしくん」です。
あなたは、デタラメだらけの自動車修理にうんざりしていませんか?
納得いく説明を受けたことがない…
あれこれ部品を交換したけど全く直らなかった…
びっくりするほど高額な修理代を見積りされた etc...
プロの整備士の目線で役立つ情報を配信しようと思います。
さて、今回は第8号
『なぜ僕は新規のお客様と必ず試運転に出かけるのか』
です。
初めてご来店いただくお客さま。
お車の不調、異音の訴えなのですが、
いろいろなディーラーや整備工場を転々としたけれど一向に不具合が解消せず、気分の不調を抱えていらっしゃる方が少なくありません。
最近になって、僕はお車を拝見する前に『同乗試運転』を申し出るようになりました。
というのも、
多くの場合、お客様の訴える症状を確認するための試運転が十分にされていない現状がわかってきたからです。
初対面同士の緊張がありますから、お互いの気持ちをほぐす意味でも大変重要なプロセス。
不具合の状況にもよりますが、基本的にステアリングは僕が握ることにしています。
百聞はなんとかで、不調、異音を直接体感し、お客様と認識を共有することがとても重要です。
オーナー様が助手席に座るというシチュエーションも新鮮ですよね。
お客様が感じておられるクルマの不具合、不調で、僕がわからなかったものは今までなかったように思います。
高速道路で不具合が出るならば、もちろん高速道路へ。
山道で出るならワインディングへ。
凸凹道、特定の場所、特定の時間、温間、冷間 etc …
不具合が発生するまで試運転を続けます。
何時間も出ない場合もあります。
しかし、出るまでお客様にはお付き合いいただきます。
そして不具合を特定し、説明申し上げ、閉塞気味だったお客様の気持ちが開放された瞬間、修理はほぼ完了です。
もちろん経済的な要素がありますので、できるだけバランスのよいご提案をその後差し上げるようにしています。
他所で納得のいかない方、
僕はしつこいくらいにお付き合いしますのでどうぞ遠慮なくご来店くださいね。
《第8号「なぜ僕は新規のお客様と必ず試運転に出かけるのか」おわり》
それでは、次号をお楽しみに。最後までお読み頂きありがとうございました。
◆たけしくんコメント◆
意外だったのは、僕以外の自動車修理工場(ディーラー含む)では、
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