足関節捻挫と長腓骨筋の関係性 ~長腓骨筋の機能は低下する?~
足関節捻挫は急性スポーツ外傷であり、スポーツ関連外傷全体の約14%を占めています。足関節捻挫では、前距腓靭帯や踵腓靭帯、腓骨筋、腓骨・距骨・立方骨の剥離骨折など多くの組織が損傷する可能性があります。
足関節捻挫後、静的・動的安定化機構の機能不全が生じると、足関節は不安定となります。足関節の不安定性は、疼痛や可動域制限、足関節捻挫の再発、変形性足関節症に繋がると考えられています。
足関節捻挫は受傷率が高く、筋肉、靱帯損傷、骨折が伴うことが多いにも関わらず...医療機関を受診