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シャルソン&パクチー銀行旅 その7

小田急の線路沿いに経堂方面に歩くと、線路跡地に農大生のアンテナショップが。いろいろな商品を開発したりもしているらしく、店頭の学生さんがお話してくれ、応援の意味も込めて、醤油の味が付いたゴマを買い求める。

そして、もう少し進んだ梅ヶ丘駅近く、世田谷bajicoシャルソン主催の石山さんが運営するコミュニティスペース・パブリコに到着だ。給〇ポイントサービスで、オレンジジュースを頂きつつ、石山さんとお話。
もうすでに廻っている参加者さんも来てくれたらしく、僕が2人目らしい。
馬事公苑近くのスペースは、ちょっと小さい子ども連れでないと入りづらいような雰囲気もあったが、こちらはもう少し幅広い年代にも入りやすい雰囲気。実際にイベント等での利用もあるらしい。


ではまたゴール地点で!と出発し、ここからはレンタサイクルで一気に移動することに。
予約してあった自転車がまさかのパンクしているというハプニングもあったが、無事に乗り換え。スタートしてからでも3分以内に同じポートに返却することで無課金となるシステムに救われる。

わかりやすく線路沿いを快走し、人通りの多い農大通りはゆっくりと。シャルソン発祥の地・旧パクチーハウスの建物(現美容室)もチラリと目撃して進む。
自転車を返して目指すは世田谷クミン。シャルソンおススメポイントでもあるし、おしょうも味は間違いない!と太鼓判を押す。
Googleマップを見ていても少し迷うほどの住宅街の奥、一軒家風の隠れ家的なお店だ。
しかしこの日は大繁盛、やはりここは東京だ。1時間ほどかかりますが…という店主さん、まあゴール地点も近いし、ノンビリしよう!と、承諾して入店。外のテラス席でチャイを呑みつつゆっくりする。



せっかくなのでとFacebookに投稿していたら、よく知っている顔が!!
ふっくんだ!!
6月にホニャラに来てくれて、それ以来、イベントなどに合わせて月一に近いペースで来てくれている。
昨日まで山形に行っていたハズなので、まだそちらで旅をしていると思い込んでいただけに、意表を突かれた形だ。
僕が東京に来るという投稿を見て、シャルソンのゴールで待ち受けようと考えていたら、世田谷クミンで待っているという投稿を見て駆けつけてくれたのだそう。

スパイスのしっかり効いたカレーを美味しく頂き、ゴールに向けて出発。
ゴール時間は2時なので、もう間もなくだ。
この日はシャルソンと同時にゴール地点にてマルシェも開催。ゴールして乾杯した後、マルシェで余韻を味わってもらおうという仕掛けだとか。
ゴールテープを切り、乾杯の時間まですこしだけマルシェを見学。
子どもの居場所を運営しているだけあり、比較的子ども向けの展示、ワークショップなどが目立つ。
天気が良いこともあり、結構な人出だ。
スティールパンという不思議な楽器の演奏もあり、興味深い。
もともとは、トリニダート・トバゴというカリブ海の一国が発祥らしく、ドラム缶を利用して作られた楽器らしい。
しっかりと音階にもなっているが、ピアノと違い、ランダム(に見える)な配置になっているので、覚えるまでは苦労しそう。


いよいよ乾杯の時間。ソフトドリンクだが、手作りのシロップジュースで乾杯し、少し周りの人とお話したりもしつつ、シャルソンの余韻を味わった。


さて、少し早めにマルシェ会場を後にして、ふっくんと一緒に浜松町へと向かう。ダイアログインザダークという、完全なる暗闇を体験する施設があるのを少し前に知り、昨晩予約していたのだ。
早速受付を済ませる。ふっくんは予約をしていなかったので、飛び入りで参加できないか??とその時に聞いてみたが、すでに最終回は満席。残念ながらキャンセルも特になく、ふっくんは体験できずに残念。

どうやら結構昔からイベント的には様々な個所で開催されてきたらしく、待っている間の展示で、ダイアログインザダークの歴史をサクッと知る。
都心から近いところで、なるべく気軽に沢山の人が参加できるようにしたいが、条件にある物件がなかなか少ないらしい。


ピピー!!という笛の音で集合。
体験プログラムはさまざまなものがあるらしいが、今回は秋ということで、暗闇で運動会をするらしい。
引率してくれるのは、盲目のスタッフ・Kさんで、まずは明るいところで簡単に注意事項を説明してくれる。
いきなり初っ端に、「目は絶対に慣れないので、諦めてください」との宣告。真夜中など、普段経験している程度の暗闇なら、ある程度は人間の目の調整能力で、順応することも可能だが、それは完全な暗闇ではないかららしい。

白杖を全員が持って、いざ暗闇の世界へ。最初の部屋は、まだ目慣らし。ダウンライトが点灯しているところに入り、暗い環境に少し慣らしてくれてから、いよいよ明かりを消す。
うん、完全なる暗闇。
その状態で各自の呼び名を決め、アイスブレークとして参加者同士、白杖の先をコンコンと当てあう。
そして部屋の移動は、みんな肩を掴まって一列に電車を作って移動。
これを言葉に書くのは簡単だが、実際に暗闇でやるとなると難しい。
Kさんが誘導する声と、みんなが発する声、そして白杖の先に当たる感触が頼り。視覚があれば一瞬で出来るようなことも、とても時間が掛かる。


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