〈経済論壇から〉アベノミクスの出口巡り議論 就活ルールの効果/ノーベル賞の背景
本日の日経新聞朝刊の拙評「経済論壇から」(毎月最終土曜日に連載)では、今月の論考として、
・10月3日に史上最高値を付けたニューヨーク・ダウ平均株価と日本の企業業績・金融政策のあり方に関する論考(ロバート・J・シラー・米エール大学教授、吉川洋・立正大学教授、河合正弘・東京大学特任教授)
・就職活動に関する採用選考日程ルールに関する論考(奥平寛子・同志社大学准教授、成田悠輔・米エール大学助教授)
・今年のノーベル経済学賞受賞者である米エール大学のウィリアム・ノードハウス教授と米ニューヨーク大学のポール・ローマー教授の授賞理由に関する論考(宮川努・学習院大学教授、福田慎一・東京大学教授)
を取り上げました。
今年のノーベル経済学賞受賞者の研究が、故宇沢弘文東大名誉教授の研究と密接に関わっていた点が指摘されました。改めて、日本人経済学者の偉業に思いをはせました。