見出し画像

まだみんなが知らない白樺のチカラにそっこんになった

2021年3月7日に白樺の繊維で織りなした「ヴィヒタタオル」をリリースしました。

今治のD2Cタオルメーカー「ハートウエル」さんより「サウナ向けタオル」を作りたいというご要望をいただき、1年以上、伴走しながら試行と試作を重ねて参りました。結果、413名の方にMakuakeにて支援をいただくことができ、無事にリリースすることができました。本当にありがとうございました。

タオルは元々植物(主にコットン)で作られているのだから、白樺の繊維でもタオルつくれるのでは?という着想から入ったヴィヒタタオルですが、調べていくうちに「白樺」はものすごいポテンシャルのある木だということを発見してしまいました。

歯の健康と一緒に語られる「キシリトール」も実は白樺由来の成分。白樺樹液を使ったクラフトビールやコーヒー。樹皮も小物の材料として使える。などなど、調べていくうちにどんどん白樺を魅力を発見してしまったのです!あまり知られていない白樺の魅力を書き綴ります。

サウナウィスクとして白樺とヴィヒタ

画像1

白樺の魅力。まず、サウナ好きのみなさんにはおなじみ、ヴィヒタです。ヴィヒタは白樺の若枝を束ねたもの。ヴィヒタをつけた水をロウリュ時に使うことで森の香りを楽んだり、ウィスキングというマッサージに使用することもできます。"サウナウィスク"も、白樺だけでなく、オークやユカーリといった木を利用するものあるのですが、僕は圧倒的に白樺(コイヴ)が好きです。

歯の健康を守るキシリトール

甘味料「キシリトール」も白樺由来の成分(他に樫などからも取れる)として知られています。口の中で酸をつくらず、砂糖と同じ甘さなのにカロリーは砂糖の75%。冷感作用もあります。フィンランドでは日常的に摂取されているそうです。

画像2

キシリトールを使った「スイーツ」も開発されていたり、甘味料としての白樺のポテンシャルも見逃せません。

白樺樹液のクラフトビールとコーヒー

白樺は日本では主に北海道や長野に群生しており、初夏に向けて繁生します。3月頃から雪解け水を吸収して芽吹きはじめ、その時期からほんのりと甘みのある「樹液」を採取できるようになります。

北海道や長野では、白樺樹液を使ったクラフトビールを開発している会社もあります。

北海道 美深町にあるレストランによる美深ブルワリー。

八ヶ岳タッチダウンによる白樺ビート"生"という商品もあります。

さらに、白樺樹液を使っていれたコーヒーを提供する喫茶店もあるとか。

ビールもコーヒーもサウナ後に飲んだら最高じゃないですか!

白樺活性炭でろ過したミネラルウォーター

画像3

2020年10月をもって出荷終了となってしまいましたが、白樺活性炭をつかったミネラルウォーターをキリンビバレッジが発売していました。

2017年当時、小松菜奈さんもCMに出演されてました。

水のろ過にも白樺が使えるんですね。サウナの後に白樺活性炭でろ過した水風呂に入ってみたいものです。

白樺樹皮をつかった家具や小物

北海道の林業家を中心として白樺の活用方法をPRする白樺プロジェクト。

そこでは、白樺の部位の様々な活用方法が載せられています。

白樺材での家具、樹皮を使った小物。灰の活用や、草木染めといったアイデアもありました。

むしろ 白樺は活用できないところを探すの方が難しいのかもしれません。

フィンランドの夏至祭に合わせて五感で感じる白樺イベントをやりたい

こんな白樺の魅力を発見してしまったものですから何かをせずにはいられません。フィンランドでは、白樺生い茂る夏至をお祝いする「夏至祭」というイベントがあります。日本でも長野の小海町で開催されていたります。

この夏至祭に合わせて、サウナと白樺の恵を体験するするイベントをやりたい!もちろん感染症の流行を次第ですが。

場所は東京のサウナラボ神田(まだ全然話してない。勝手に言ってる。)がいいと思ってます。

これを見た白樺関連業者のみなさまでサウナと白樺のお祭りに興味のある方はぜひご連絡ください!

連絡先






いいなと思ったら応援しよう!