Withコロナ時代のサウナの入り方を考えてみた
コロナによる社会への影響は数ヶ月でなく年単位で続くものと考えています。国民のほとんどに抗体ができるか、ワクチンが開発されまではこれまで通りの生活には戻れないというのが個人的な見解です。それにともない、サウナ施設やサウナの入り方は今後の大きく変わっていくものと考えます。一人のサウナ愛好家として、Withコロナ時代のサウナとの付き合い方、施設をどうやって守っていくかを考えてみました。なお、私は感染症の専門家ではないので、あくまで個人の見解であることをご了承ください。
日本政府による緊急事態宣言が2020年5月6日から2020年5月31日に一旦は延長されました。それにともない「新しい生活様式」なるものが発表されました。
この新しい生活習慣では「遊びにいくなら屋内より屋外」とあります。サウナ自体が「三密」の要件を全て満たしています。
とはいえ、サウナ施設は商業施設です。営業しなくては、スタッフの生活を守ることはできないですし、施設自体が無くなってしまうかもしれません。
緊急事態宣言と休業要請が解除された後、新型コロナへの万全の対策できるまでの長い期間に、サウナ施設を経済的に守るために、サウナ愛好家は、できうる限りの感染症対策をして、どのようにサウナを利用するべきかを考えてみました。
2時間以内利用をデフォルトに
まず、よほどの理由がない限りお店に長時間滞在をしない。1時間入浴に費やして、1時間飲食と休憩に費やすという過ごし方をするだけで十分にリラックスできます。お店を経済的に支援するためにも、飲食はできるだけ利用して、サクッと食べて、長居はしないようようにする。施設の回転数をあげる。
サウナの中で会話をしない
飛沫を防ぐためにサウナの中での会話をやめる。これは、サウナの中で静かにするという本来のサウナの入浴スタイルを徹底する、ということでもあり、何も特別なことではありまえせん。
サウナの中では間隔をあけて座る
サウナ自体が密室、密閉空間ですが、せめて密接だけは少しでも防ぐ。そのために、上下左右に人がいない「カドケシ状態」をつくるためにベンチポジションをキープする。
団体でサウナ施設に行かない
これが感染症対策してサウナをいく上で一番重要なのものだと思います。サウナには1人でいく。2人以上の団体やグループでいかない(子連れは除く)。1人で行くことで時間や移動のコントロールがしやすくなり、上記にあげた対策も実施しやすくなります。サウナタイムを自分自身と向き合う時間に使ってみる。
「なんとなくダルい」を見極める
サウナに行くときは「なんとくなくダルいからシャッキっとしたい」というシーンがほとんどでしょう。そのダルさはどのような状態か?ストレスでムカムカしていたり、やる気がでないといった感情的なダルさでしょうか?熱っぽかったり、頭がボーッとするようば身体的なダルさでしょうか?身体的にダルい状態が出た時は、行くのはやめましょう。
タオルをマスク代わりに?濡れ頭巾スタイルを
これや少しやりすぎかもしれませんが、フェイスタオルが複数使えるところがあれば、マスク変わりにタオルで顔を覆う「濡れ頭巾スタイル」を実践してみていもいいかもしれません。
グッズ購入で支援
サウナイキタイは、休業要請に従っているサウナ施設を支援するために、施設の画像やロゴ入りTシャツなどをEC販売する取組みをはじめました。施設オリジナルのグッズを買って支援するのもよいと思います。
現時点(2020年5月5日時点)ではコロナへの出口戦略が不明瞭な部分が多々あり、施設側として長期的な対策のしようがないというのが現状だと思います。昨今の「サウナブーム」はもう終わったと見てよいでしょう。好きなサウナを守るため、私たちにできることは、できる限りの感染症対策をして、とにかくお金を落としてサウナ経済をまわすことしかありません。