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俳句がめっけ物なのかもしれない。
ここ一ヶ月あまり水彩画教室を休んでいた。
理由は三年続けた割に、自分の予想したほど上達せず、がっかりして「もう辞めようかな」と思ったりしたためだ。それで、やる気というかエネルギーが無くなり、ひとまず休息してエネルギーチャージしようと考えた。
そうしているうちに、張り切って応募したnote創作大賞のエッセイ部門の中間選考にも落ちた。まあ、文章は得意な方だと自認しているので、来年までnoteは書き続けて、次回の創作大賞にも応募するつもりだ。
それより本題に入るが、三ヶ月前ぐらいから始めた俳句が絶好調なのだ。
もともと俳人正岡子規の随筆が好きで、それでnoteも続けている理由の一つだが、正岡子規の本道である俳句を恐る恐る始めてみた。全くの初心者だから、季語って何?とか575、それから切れ字とかをある程度学んで、早速応募を始めてみた。
最初は教えてもらった俳人夏井いつき先生の「夏井いつきの一句一遊」というラジオ番組とNHKの「文芸選評」に俳句を投句していたが、視聴時間を逃したり、ラジオだから選ばれても空中に霧散してしまう。
そこで、夏井いつき先生が通販生活のWebサイトでやっている「俳句生活」と同じく俳人の長谷川櫂先生のやっている「ネット投句」に絞って投句というか応募を始めた。長谷川先生の「ネット投句」は会費がいるので、せっせと頑張って投句しているのだ。
そうしているうちに、結果が発表されだして、次々と入選や佳作になった。
長谷川先生と夏井先生の二つを合わせて、入選三回佳作二回である。最初の応募から立て続けに近いし、俳句を作り始めたのが三ヶ月前ぐらいからだから、ものすごく上出来だと思う。難易度は分からないので試しにやってみられたらよい。
自慢とかではなく、何故か俳句の才能があるようで、今までの長年の読書歴がこういう結果で現れるとは思ってもみなかった。それは周りで喜んでくれたり評価してくれるのは近親者と知り合いだけだが、ちゃんと長谷川櫂先生も夏井いつき先生も評価して選んでくれたから入選作や佳作としてWebサイトに載っているわけだ。
思うに、尊敬している先生方に恥をかかせる気もないので、今後も俳句は続けるし、天才まではいかなくても結構俳句の才能はあるようだ。
人間到る処青山有りとはよく言ったものだ。どこでどんな才能が芽吹くか分からない。
しかし、今後も選ばれたり選ばれなかったりするだろうから、そのたびに一喜一憂するべきではないだろう。コツコツと俳句を作句して応募するのみである。まだ人生の時間はありそうだ。俳句と同行二人という感じで進もうか。
長谷川櫂選「ネット投句」8月31日分入選
菊日和人形なんぞになるなかれ
山本葉舟
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