2023/7/19『なんでヤソシマ出てくるねん。』

今日、私の誕生日を祝う会として、ヤスダとジッターと3人でバルバッコアへ行った。

バルバッコアとは、ブラジル料理シュラスコメインの食べ放題のお店だった。
お腹が空いていた私は、最初のサラダバイキングで大量の野菜やカレーみたいな食べ物をよそった。
それがいけなかった。
野菜を食べていると次々と、横の皿に肉が集まってくるのだ。
ニコニコしたブラジル人が、まだかまだかと言わんばかりの表情で、ナイフ片手に横に立って見ているのだ。
その圧力に負け、次々と肉をOKしてしまっていたのだ。
気づけば、山積みになった肉をただひたすら処理するだけ。
味なんかほぼ全部一緒。
次に奴らが来る前になんとしてでも食い終わっておかなければという想いで一心だった。
3人でたわいもない会話をしながらではあったものの、徐々に苦しさを増し誰も話せない極限の状態までキテいた。

すると、ジッターが肘を前に突き上げた。
ヤスダが、『2700すな。』
通常運転だ。私たちはどんだけ苦しくても誰かがボケれば直ぐにツッコむ習慣ができている病気なのだ。
すると、ジッターが、
『いや、これはツネ。』
『2700のバンダナの方な。』
『じゃあ片割れは?』

『八十島(ヤソジマ)な。』

いやなんで、すぐ八十島でんねん。
で、3人とも大爆笑。

胃が限界だったところに八十島のインパクトで、
笑いと吐き気のせめぎ合いが交差した。

ヤソジマがすぐに出るジッターには感服した。

いつも通り楽しい会だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?