『泥中の蓮』存在を証明できない私たち#02 17 たけなみ洋 2024年2月26日 20:29 ¥300 寒さの残る早春だった。空には銀鼠色の雲が垂れ込め、今にも降り出しそうである。私はほんの少しの緊張と期待を抱えて、巣鴨へ向かって大またに歩いていた。 ダウンロード copy ここから先は 7,025字 ¥ 300 購入手続きへ ログイン #エッセイ #人生 #生き方 #ノンフィクション #今を生きる #闘病 #化学物質過敏症 #聞き書き 17 化学物質過敏症への理解・協力の輪を広げるための活動は、みなさまのあたたかいサポートで続けられます。いただいたサポートは、化学物質過敏症の記事を増やすためのリサーチ等に充てさせていただきます。 サポート