映画感想文「FALL」─高所恐怖症の方はご遠慮ください
こんにちは。Webライターのたけちです。
今回は「FALL」という映画の感想を書きたいと思います。
本作品を観たきっかけは、フォロワーさんの記事を観て「え?コレめちゃくちゃ面白そうじゃん」と思ったことです。
すでに画像からして超絶面白そうなのですが、特に気になったのは「高所恐怖症の方には薄目で見ることをお勧めするほど」という箇所です。
そして、Amazonプライムでさっそく鑑賞してみたのですが……
高所恐怖症の方は、本当に観ない方がいい…かもしれません。
600mのサビついた鉄塔の恐怖
物語の主人公は、2人の若い女性です。
そのうちの1人は、ビルやタワーなどの高所に登り、自撮り画像をアップしてSNS映えを狙う「ルーフトッパー」で、6万人ものフォロワーをもつインフルエンサーです。
そして彼女は、友だちであるもう一人の女性を誘い、何を血迷ったか「一緒に600mの電波塔を登ろっ♪」と言い出しました。
はじめは「無理無理無理」という感じでしたが、友人インフルエンサーに説得され、登ることを決意します。
600mの平地を徒歩で歩くのもイヤなのに、600mを垂直に上がろうだなんて、頭のネジが2~3本外れているに違いありません。
鉄塔に到着し、下から見上げると、まんまドラゴンボールの「かりん塔」です(知らない方ゴメンナサイ!)。
かりん塔の方が丈夫そうなだけまだマシで、電波塔は骨組みがやたら細く、しかも古いため全体がサビだらけ。
「よくこんな細いのが倒れずにいるな」という印象です。
お互いをハーネスでつなぎ、登り始めた2人。
サビついた塔は、ハシゴを1段上がるたびに「ギシ…ギシギシ…」という不穏な音を立てます。
観覧車でも足がすくんでしまう僕なら、100分の1の「6m」でも無理だろうなぁ。
そんな中、2人は意気揚々と頂上に向かって進んでいきます。
まさか塔とハシゴを繋いでいるナットが、外れかかっていることも知らずに…。
この後に待っている展開は、タイトルからご想像ください!
高所恐怖症の方はご注意を
誇張でもなんでもなく、僕は映画でこれほど恐怖を感じたことは一度もありません。
この作品はパニック映画の域を超えた、ある意味「ホラー映画」です。
それくらい、何度も画面から目をそむけ、観終わったあとしばらく手汗が止まりませんでした。
聞こえるわけないのに、「いいからもうやめて!」と3、4回ほど声も出しました(笑)
それくらいリアルな映像で、足がすくむ作品となっております。
ですので、高所恐怖症の方は、くれぐれもご注意ください。
余談ですが、映画の最後にターミネーター2のエンディングを彷彿とさせる教訓じみたセリフが語られるのですが、僕は思わずツッコんでしまいました。
「じゃあ、登るなよ」と。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)!
この映画を紹介していただいたフォロワーさんにも、この場を借りてお礼を申し上げます。