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Vol.108 記述力とは?(中学校と小学校)
昨日は、中学校の先生と「記述力」や「子どもにつけたい力」についてあれこれお話しする機会がありました。時間をかけて、ストレートに、お話しすることができたのは今回が初めてだったと思います。あらためて、
自分のものさしで見てしまっていること
価値基準が今の自分になっていること
まずはちゃんと知ることが大切だということ
を実感することができました。
まず、中学校の先生のお話しを聴きながら「本当にそうか?」と思うところが多かったです。たとえば、「評価基準を子どもたちに伝える」とか「これとこれとこれが書けていたらAだよ」といったところが違和感でした。ただ、そのときに「もしかしたら自分の(知っている)範囲で判断しているのではないか?」と思い、たくさん聴きたいと考え、たくさん質問しました。
あれこれ質問する過程で思ったことは、
子どもたちの「よりよい」を目指しているのは同じなんじゃないかな?
教師の役割、「よりよい」の支え方が違うだけなんじゃないかな?
支援、手立てを考え、かかわっているのは同じだな
一人ひとりの学びを知ろうとしているんだな
なにを支えるか、の「なに」が違うのかな?
と思いました。
グループでの聴き合いのあと、全体で聴き合ったときには、「なにを支えるか」の「なに」はステップによって違っていいんじゃないかなといった話題にもなりました。もしかしたら、小学校低学年では、書くときの例示を多くすることでわかりやすくなるのかもしれないし、中学年、高学年あたりになっていくと例示が多くなることでその子の思考の幅を狭めてしまうことにつながるのかもしれないし。
ただ、中学生になると、これまでの経験とか、発達段階から「これが良い書き方」ということが自分の中でも明確になってきているというのなら、「これとこれとこれが書けていたら」というのを示したとしても違和感がないのかなと思いました。
まだまだ全然中学校のことをわかっていないということがわかりました。ちゃんと小学校を卒業した先にある中学校のことも少しずつ意識することができるようにもっと知りたいなと思いました。
ただ、大切にしたいのは「いまの」子どもたちです。だからこそ、僕は「こっそり」一人ひとりの「よりよい」を支えていくということを大切に今日もがんばります。