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人の目を気にせずに生きれるようになるまで

 僕はというと人の目を気にしすぎて、人からの評価が自分の行動を作っていた。人の目を気にしすぎては目立つことや失敗を恐れ、街中で躓くことがあれば、赤面していた。

しかし今では幹事としてクラス会の乾杯の挨拶だってしたし、人混みでパニックになることだってなくなった。赤面もしない。

なぜ人の目を気にしてしまうのだろう。誰も見ていないと言われるがそんなの前前前世ぐらいから知っている。でも自分が見ているから。つまり躓いている自分を「恥ずかしい人だ」と見ている。

そんな気持ちどこからくるのか。他人が躓いているのを見た時に「注目浴びちゃって恥ずかしくないんか」と思っている自分がいるからだ。

他人へのひねくれた視線が真っ直ぐ反射して自分に突き刺さっている。

それに気づいた時にはもう遅かった。自分の性格はひねくれを極め、他人に向けたはずの尖りに尖った矢はいつも自分に刺さっていた。

そんなクソ野郎の筆頭の僕がどうやって人の目を気にしなくなったかというと、まずは他人を認めること。

他人の価値を下げることで自分の価値が上がったように感じて悦に浸っていた自分を認め、他人の価値を認める。

誰かが急に夢を語っても、趣味でカメラを始めても、自分探しの旅に出てもそれを肯定し認める。

それを始めてから明らかに変わった。1年半以上経った。少しは変われた。


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