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どんな自分も、自分らしい。

「たけちゃんらしい」
「たけちゃんらしくない」

そう言われることに違和感があったけど、今はそうは思わない。


その人の感想なんだから。

 

「前は〇〇だったよね?」
「〇〇って言ってたよね?」


あなたがそう感じている、記憶してるってことは「あなたの中での私」はきっとそうなんだろう。

私は言うことがコロコロ変わりやすいし。


あなたの中の私は、
そのとき見かけた私のイメージしかないか強烈で
そのとき発言した私の言葉を、あなたなりに受け止めた結果なんだろう。


それはそれで。

いいとか悪いとかじゃなくて、そうなんだろうな、って思う。


ただ、人は変わらないものなのか、変わるものなのか、そこは考えたことはないのかな?と思う。


だってさ、こないだの「淀み」ってもう形成されないかもしれないやん。
前のにはなれないらしいよ。生物学的に。

よく私たちはしばしば知人と久闊を叙するとき、「お変わりありませんね」などと挨拶を交わすが、半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子のレベルでは我々はすっかり入れ替わっていて、お変わりありまくりなのである。

     福岡伸一『生物と無生物の間』


あなたの好き嫌いはちょっと横に置いておいていただけると。
「変化するもの」と、一旦受け止めていただけると、幸いです。

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