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失敗を責めないこと〜その行動の裏側にある気持ちを考えてみる
いつも在宅や施設での介護に関わっていらっしゃる皆さま、お疲れ様です。
そしてありがとうございます。
介護に関わっていらっしゃる皆さまお一人お一人の幸せを願っています。
TAKEMIです。
TAKEMIってどんな人と思った方、その秘密はこちらからわかります↓
https://note.com/takemi1415/n/nf52be0c1c58d
今日は、認知症の方であっても人の役に立ちたいという思いを持っていらっしゃるというテーマについて書いていきます。
デイサービスの中で実際に多くある場面を例としてお話をしていきます。
デイサービスの中でティータイムや食事の時間にお茶を配っている時などに、机を綺麗にしようとされた利用者さんの手が当たってしまってお茶などがひっくり返ってしまうことがあります。
スタッフの側からするとひと手間増えてしまうので、「余計なことをしないで」となってしまいそうですが、ここで大切なことを2つ。
ひとつ目は、ご利用者さんの失敗を責めないこと。
デイサービスでは他にも多くのご利用者さんがいらっしゃいます。その前で責めてしまうと、その利用者さんへも恥をかかせてしまいます。その際には、職員側に注意を向けるのもいいかもしれません。「○○さん、ごめんなさい、私が置く場所が悪かったですね」とか。
2つ目は、その行動の裏側にあるご利用者さんの気持ちを考えること。
ご利用者さんは、コップを倒してしまいたくてやっている訳ではありません。綺麗にしておこう、そのために自分には何ができるのかな。それが結果として机を拭くという行動に繋がるのです。
その背景には人の役に立ちたいという思いがあると思うのです。
認知症という病気があるだけで、その他は私たちと何ら変わりはありません。
認知症の方であっても人の役に立ちたいという思いはお持ちでその気持ちを汲み取ってあげることは大切です。
このようにその方の裏にある気持ちを考えてみること、それをすることによってその先の言葉掛けや接し方も変わってくるはずです。
私自身にも言えることですが、是非意識しながら日々の介護に関わってみてください。
今日もそれぞれの場所でがんばっていらっしゃる皆さまを応援しています。
共にがんばっていきましょう!
◆今日のポイント
・失敗を責めず、その裏側にある気持ちを考えてみること
◆このブログを通して、一人でも多くの人が笑顔で介護に関わることができて介護を受ける側も介護を支える側もみんなが幸せになれることを願っています。