何でもできる時代に、無色透明にならないように。
AIやインターネットは個人の可能性を爆発的に広げてくれた。特に僕のようなど田舎のお寺の住職にとってその恩恵は大きい。もともと僕は「都会にでてでかいことしたい!!」みたいなタイプなので、生まれた時から家業を継がねばならないという縛られた人生というのは嫌でしょうがなかった。
ささやかなる反抗もあって、大学では仏教ではなく、心理学を学んだ。他分野の能力を使って、少しでも住職という役割に新たな地平を開きたいと思っていた。おかげさまで、仏教×心理学の組み合わせは自分が想像していたよりも