音をつむぐ①(活動履歴編1)
【自己紹介】
普段はメーカーに勤めていて、財務・経理として働いています。妻と子3人の5人家族。保育園送迎を10年間しながら、経理キャリアを30代にスタート。10代から始めた音楽活動もライフワークとして続けています。
【歌を歌い始めたのは・・・】
5歳よりバイオリンをやっていましたが、全く才能はなく、楽譜を見て練習曲を弾いては先生に練習不足を指摘されつつも、特にやめる理由もなく18歳頃まで続けていました。高校生になって、エレキギター(アンプ等セットで5万円)を購入しましたが、隣で友人がイングウェイ・マルムスティーン(ギター早引きの名手)のカバァーを弾き始めたため、圧倒的な敗北感を味わい、エレキギターをそっと横に置き、エレキギターに挫折・・・。
転校した先の高校で「ギター持って文化祭に出てみよう・・・」となんとなく思い、アコースティックギター片手に友人(ピアノ)と2人で文化祭に出場。
これが人前で正式に歌った最初なのではないかと思います。
【どっぷりとはまる】
大学に入ってからは、音楽好きな友達が出来て、スタジオに入り浸る日々。週に何日かをスタジオで過ごすような状態で、音楽制作にどっぷりとはまっていました。この頃はまだオープンリールを回して録音するような時代です。アナログの音っていいんですよ。その後、A-DAT(米Alesis社)などのビデオテープを使ったデジタル録音ができる機械が出てきて、「おっすっげぇーな」と。今は比較的値段も安く購入できるPro Tools(プロ・ツールス)などのデジタル・オーディオ・ワークステーションのソフトがあり、それを使ってパソコンで処理していく時代になってきたわけですけど、当時は今のように便利ではなかったです。18歳~22歳まではそんなふうにして、音楽漬けの日々でした。ちょっと他のミュージシャンと違うのは、僕にとって何よりも楽しいのは、
①言葉にメロディーをのせて作曲すること
②楽器、声を多層的に重ねて録音すること
③録音はできるだけ人が奏でる「生の音」
主にこの3つのことに魅力を感じて、完全にレコーディング作業に没頭していました。ですので、大きな声では言えないのですが、この頃はライブということに対しての重要性をあまり感じていなかったというのが本当のところなのです。こんな風にして、大学生活は音楽制作中心となり、スタジオで過ごす日々が続きました。
【聴いていた音楽】
この頃に聴いていた音楽は「ポール・マッカートニー」「スティング」「ティアーズ・フォー・フィアーズ」「XTC」などイギリスのシンガーソングライターが多かったように思います。
作品を作る上で参考にしていて、僕が好きなミュージシャンとして上げるなら、「トッド・ラングレン」。アメリカのミュージシャンですが、最初の2枚も好きですが、その後1972年に発売された3枚目のアルバム「サムシング/エニシング?」は大好きなアルバムです。
トッド・ラングレンもスタジオで様々機材を使い、多重録音を重ねて、自分で楽器を演奏して作品を作り上げていくシンガーソングライターで、僕の憧れのミュージシャンでもありました。
★Todd Rundgren「Chain Letter」takeカヴァー★
1971年に発売されたRunt名義のセカンドアルバム「The Ballad of Todd Rundgren」に収録されている楽曲。上の動画のカヴァーではドラム以外は全て僕が演奏しています。
「Chain Letter」はアコースティックギターのカッティングから始まるトッドらしい一曲です。
彼の独特のコーラスワークも耳で聞いてコピーしてみました。
トッドの曲におけるコードチェンジも不思議な魅力があります。
★takemoto akihito オリジナル「na na na」★
その頃に作った楽曲が「na na na」という楽曲です。1996年の4月、24歳の時に録音した楽曲。この楽曲は A-DAT(米Alesis社)で録音を行い、ドラム、ギター、ベース、ヴォーカル、コーラスを生演奏して、多重録音して作り上げていきました。これもドラム以外は全ての演奏を自分で行っています。
■次回は20代くらいの時のお話です⇩
【サラリーマンを大真面目にやってみる!!】
■takemoto akihitoのHP「メジャーレーベル楽曲提供 実績」
最後まで読んで頂きありがとうございました。