長い間、この言葉が欲しかった
昼休み。同僚の女性と外出しました。お互い午前中あった出来事を冗談でおもしろおかしく報告しあって楽しく用事を済ませて再び職場へ。
職場につくかつかないかの時になってふと彼女から不妊治療をしようと思っていると話がありました。重たい雰囲気はなく、その性格なのかいつもと変わらず明るくさらっと。
彼女の話になるので詳しくは書きませんが、どこの病院がおすすめか聞かれました。県内では主に2ヶ所あります。私はたまたまどちらも通院の経験があったので、それぞれの病院、先生、看護師さんの雰囲気を話しました。
以前の記事にも出したかと思いますが流産の手術をした経験も話しました。新生児室の前を通って手術室に行くのは、それは彼女も辛いと言っていました。そんな話で盛り上がり、これまた冗談っぽく「いやーあれは辛かったわ🤣」というと「辛いよ!辛かったなぁ、ひよこさん😣」と言ってくれました。そんなこんなで、お互い次の時間もあるので話を終わらせて職場へ。
私の気持ちは少し軽くなっていました。何故なら、ああ私、今までで1番この「辛かったね」って言葉が欲しかったんだなって思いました。そして同じ立場で分かり合えたのが余計に救われたそして経験が活かせる事ができて報われた気分です。
不妊治療してる、していたってなかなかオープンで話づらい内容ですが、私はやっぱり話してよかったなって思いました。
不妊治療は辛いものです。
もし、不妊治療経験のある人で可能な方がいれば、可能な範囲、安全な場所、信頼できる人だけでいいのです。どうかその経験を話して欲しいと私は思っています。
もちろん、いろんな方がいらっしゃるので絶対に、無理にとは言いません。ただその経験が巡り巡って、今まさに、お一人で不妊治療を頑張っている身近な誰かの支えになる可能性があるなら素敵なことだと思いませんか?
それはあなたの自己満足だろう。そんなご意見もあるだろうことは承知しています。
ただ、
これから不妊治療をはじめる人たちが辛くない環境になればいいなぁと思って止みません。