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心理的ハードルとコミュニケーションの総量。
どうも、ヤマザキです。
自分で言うのもなんですが、ヤマザキはコミュ力が高い方ではありません。(コミュ障)
いい歳して人見知りで、知らない人と話すのはけっこう緊張します。自己肯定感も高い方ではないので、正直、人前で自信をもって発言するのも苦手です。(ポンコツ)
できれば、知らない人とは話したくないし、なんなら家族や仲の良い友人たちとだけコミュニケーションとっていきたいです。(重症)
そんなヤマザキも仕事では、自分を奮い立たせて日々積極的にコミュニケーションをとるように努めています。
なぜなら、大抵のトラブルはコミュケーション不足が原因だと考えているからです。
認識の齟齬や人為的なミス、難航する交渉、ほとんどがコミュニケーションが足りてないがゆえに起こることです。逆に言えば、コミュニケーションの総量を増やせば大抵のトラブルを未然に防ぐことができるはずです。
では、コミュニケーションの総量を増やすとはどういうことなのか。単純に連絡する回数を増やせば良いのか。時間を延ばせば良いのか。
ヤマザキ的には、こう考えています。
コミュニケーションの総量=コミュニケーションの質 × 量
質と量をかけあわせたものが総量で、その値が課題ごとに設定された基準値を超えていればモノゴトは円滑に進むし、基準値を下回るようだとどこかでトラブルが発生するというイメージです。
では、質とはなにか。
そのひとの経験値やコミュニケーションスキル、リテラシー、知識、相手との関係値、情報の正確性など、定性的なものとヤマザキは定義しています。
一方で、量とはなにか。
コミュニケーションの時間や頻度、情報量など、定量的なものと定義しています。
このふたつを掛け合わせたものが、コミュニケーションの総量となります。
たとえば、経験豊富でコミュニケーションスキルの高い人が、最低限のコミュニケーション量でモノゴトを上手く進行することができたりするのは、量が少ない代わりに高い質を担保することで、質×量の総量がしっかり基準値を超えるバランスで仕事をしているということです。
一方で、新入社員などまだ経験が浅く、知識もない若手がいたとして、彼がしっかり仕事を回すためには、時間をかけて質を上げていくか、圧倒的に量を稼ぐかの二択しかないわけです。というか、はじめは後者一択です。
ヤマザキは、新人の頃、「苦手な人にこそ、メールより電話しろ」と言われたことがあります。(誰に言われたのかは忘れました)
当時は、電話するのやだな〜なんて思ってましたが、ようは質が悪いんだから量でカバーしろって話だったんだなと後から気付きました。この場合の量は、頻度や時間というよりは情報量のことです。
つまり、メールは電話に比べて、情報量が少ないんです。
人見知りのヤマザキは、なんとなく電話が苦手でついメールばかりで連絡をとっていました。で、その返信を待つ間、仕事が止まってしまったり、返信が来ても拙い文章がゆえに情報が正しく伝わらずトラブるっていう。(あるある)
質も担保できないくせに、量も足りてないんだから目も当てられませんよね。(ポンコツ)
ちなみに、ツール別の情報量ランキングでいうと、こんな感じだと思います。(突然のランキング)
対面>ビデオ通話>ボイス通話>メール>チャット
もちろん使い方次第なところもあるので一概には言い切れないんですが、文字より言葉の方が、言葉に加えて視覚的な情報があった方が、より情報としてリッチなのは、言うまでもないですよね。
で、なんとなく心理的ハードルの低いツールを選んでしまうと、気づかないうちに圧倒的に情報量が足りてない状態になっている可能性があるんです。
最近では、SNS系のチャットツールに加えて、ビジネス系のチャットツールも増えてきました。大手企業でもどんどん取り入れられてきています。こういうツールを使うこと自体は悪くないです。
ただ、チャットツールは便利で心理的ハードルが低いぶん、それに依存しがちです。そうなると、コミュニケーションの総量が不足してしまいます。
結果、仕事が上手く回らなかったり、上手く回してるつもりがトラブルに見舞われたりします。ヤマザキがそうだったように、心理的ハードルが低いツールを選びがちになひとは、要注意です。
その時々で、最適な質と量を担保できるツールを正しく選択することが、モノゴトを円滑に進めていく秘訣なのかなと考えています。
ヤマザキはまだまだポンコツなので、今でもちょっとでも正しく伝わってるか不安だなと思ったらすぐ電話します。(電話否定派のひといたら、ごめんなさい)
ヤマザキから電話が来たら、「あ、こいつちょっと不安になってやがるな」と察して、やさしくしてください。(これが言いたかっただけ)
では、また!
今日のサムネ画像:非常に情報量の多い餃子が焼けました。