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かわらまりお
2021年12月3日 02:26
高校時代、好きな人がいた。どういった経緯で連絡先を入手したのかは覚えてないが、毎晩LINEをしていた。毎晩と言っても、彼女は夜の9時には返信が来なくなった。不思議に思って彼女の友達にそれとなく確認すると、「○○はおばあちゃんだから」と言われた。彼女は早寝早起きらしい。「こんなことがあってさ」 後日その話を周囲の友人に話した。すると、その中の一人、サッカー部でボランチをしてる男が、「俺その
2021年8月14日 14:56
土偶に似てるな、とも思った。よく世界史の資料集とかに載ってる、豊穣を願って作られたあの土偶。「何それ?」彼女は少し怒ったような声を出した。口から漏れ出ていたようだ。彼女はぷんぷんしながら風呂場に向かって行った。「でもあれ”縄文のビーナス”って名前らしいよ」彼女の丸々としたお尻を追いかけながら、そうフォローすべきか迷う。困って一物に思わず目を向けると、彼は所在なくうなだれていた。さっき
2021年4月7日 12:51
タイトルにある言葉達は決して無作為に抽出したものではない。これは二十歳の春に体験したエピソードを単語で表した。今思い返しても色んな意味で最高な体験だった。今回はその体験を、自分の中で風化させないためにもnoteに書いていこうと思う。ちなみに「タップル」×「川崎」×「デブ」×「無呼吸症候群」×「メンヘラ」×「H」も存在する。タップルは早く潰れてほしい。今度暇があれば書こうと思う。―――————―