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「東大読書」をするためのアプリを作りました
みなさん、「東大読書」という本をご存知でしょうか?
累計18万部を突破した、現役東大生による読書法を紹介した本です。
1年ほど前に電車の広告で知り、その広告がとても魅力的だったので思わず買ってしまいました。
私はアプリ開発のエンジニアをしているので、プログラミング関連の技術書はほぼ毎日のように読んでいるのですが、ビジネス書、小説といった類の本を読む習慣はほとんどありませんでした。
それでもたまにAmazonや書店で「ベストセラー」「累計○万部」などの文字に惹かれて本を買うのですが、漫然と文字を追うだけで、ほとんど身にならない読書で終わってしまうことが多々ありました。
そんな中、東大読書に出会い、本の読み方が劇的に変わり、積極的にアウトプットするようになったことで、ここ最近は意味のある読書ができているなと実感しています。
ここまでで書籍「東大読書」が気になった方は、以下の著者のインタビュー記事を見てみると良いかと思います。
東大読書では付箋とノートを活用し、本の著者の主張や疑問に思ったことをメモしていきます。さらに、本の内容をちゃんと理解できているかを確認するために、本全体や章ごとの要約文を自分で考え、それも付箋やノートにまとめていきます(やるべきことはもっとたくさんありますが、それは書籍をご参照ください)。
東大読書を読んで、張り切って付箋をたくさん買い、すぐに東大読書の実践を始めました。
しかし、性格なのか職業柄なのか、付箋にメモを書くという行為がすぐに面倒になってしまいました。本は基本的に通勤電車の中で読んでいたので、混雑した車内でメモを書くのが大変というのもありました。
通勤電車の中でも手軽にメモができるツールといえばスマホです。iPhone標準のメモアプリでも良かったのですが、東大読書ではメモのとり方に色々と作法があり、私は形から入るのが好きなタイプなので、東大読書の読書法に沿ったメモが取れるアプリがあったら便利なのではないか?と考えました。
また、アプリ開発エンジニアを生業としていながら、個人で作ったアプリを一つもリリースしていないことに焦りを感じていたので、これはチャンスと思い、自分でアプリを開発することにしました。
2018年10月ごろにアプリの開発を思い立ち、仕事から帰宅後や週末にコツコツと開発を進め、2019年2月に「東大読書ノート」というアプリをリリースしました。
本アプリでは、東大読書で紹介されている4つの読み方、「仮説作り」「取材読み」「整理読み」「議論読み」に対応しています。
「検証読み」については今のところ機能は用意していませんが、本アプリでは複数の本のメモを管理することができるので、それらのメモを見比べるなどすることで「検証読み」をすることができるのではないかと思います。
本アプリは非常にシンプルなデザインにしているので、書籍「東大読書」を読んだ方であれば使い方に迷うことはないと思います。しかし、自分もいちユーザとして日々アプリを使用していますが、やはりまだまだ改善の余地がたくさんあるなと思っています。
リリース以後何度かアップデートをしているのですが、追加した機能の中にはユーザのみなさまからリクエスト頂いたものもあります。始めは自分だけが使えればいいやと思っていたのですが、やはりレビューやお問い合わせをいただいて、多くの方に使っていただいていることがわかると、もっと良いアプリにしようというモチベーションが湧いてきます。
是非一度本アプリを使っていただいて、追加機能のリクエストや、使いづらい点などお気軽にご意見をお寄せいただけると嬉しいです。お問い合わせはアプリ内のお問い合わせリンクからでも良いですし、AppStoreでレビューを書いていただいても構いません。
今後の投稿では、アプリの使い方のご紹介や、私がどのようにアプリを使っているかについて書いていこうと思っています。