すべてあなたの「何か」なのだ#12
カウンセリング中、
「これは話しても意味がないかな」、
と勝手に省略する方(しているように感じる方)がいますね。
男性に多いように感じます。
職場等で簡潔に話すことを求められることが多いですが、それがすべての場合に良いとは限りません。
カウンセリングの場や、夫婦での会話(事務的な会話を除く)等ではあまり良い方向にいきませんね。
同様に、雑談や世間話を無駄だと思ってしまうのも男性が多いように感じます。
そこから解決のヒントが出てくることがあります。
クライアントさんの人柄、人となり、人間性などを垣間見ることができます。
そういったものが私の中に情報として蓄積されていきます。
ですので今後のカウンセリングに良い影響を与えます。
私の中では大量の情報が蓄積されるのですが、こういった雑談や世間話を無駄と思ってしまう方は、雑談や世間話で気付けるものが少ないのだろうなと思います。
同じような話をしても、その人からにしか出てこない滲み出るものがあるのにね。
グダグダ書きましたが、何が言いたいかというと、
何を話していただいても良い、
ということになります。
あなたから発せられるものはすべてあなたの「何か」ですから。
勝手にそぎ落とさないで欲しいです。
そぎ落とされた部分にきっと「あなた」があるのですから。
野球の話がよく出るな、
食べ物の話がよく出るな、
音楽が好きなんだな、
と知ることができれば、例え話をする時にその人が好きなもので例えたりできるわけです。
そんなささいな寄り添いができるわけです。
ほら、よく何でもかんでも野球で例える人いるじゃないですか。
私は野球をやっていたのでわかるから良いですけど、わからない人からしたらピンとこないですよね?
あれ、まったく寄り添ってないじゃないですか。
自分本位ですよね。
グダグダも良いものです。
グダグダが良いのです。
こういうところから「あうんの呼吸」ができてくるのではないかと思いますよ。
次この人ならこう考えるんじゃないかな、とかね。
「夫婦なんだからわかるだろう」と、「あうんの呼吸」を強制する人ほどこの記事に書かれているようなことを軽視しますね。
まだ作られてもいない、作ろうともしていない「あうんの呼吸」を強制してはいかんです。
女性の方が男性よりも同じ時間でも有効に上手く使っているなと感じます。
男性の方が時間が余ったり、単発で終わったりが多いです。
なんでも「効率的に」という風潮がありますが、それで良いのですかね。
そんなことを思う今日この頃でした。
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