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観光庁公募【子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業】採択結果について

令和6年7月3日に【子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション実証事業】の採択結果が、観光庁のサイトで公表されまして、竹原DMOが事業に連携させていただきます「地域事業創出 × 教育 × 休暇」企 業向け 平日親子ワーケーション実証事業」が、選定されました。


”子育て世代も参加可能な業務型ワーケーション”とは

-背景と目的

観光庁のホームページから抜粋ですが、
ワーケーションや ブレジャーを「より長期かつ多くの旅行機会の創出」「旅行需要の平準化」につながる取組と捉え るとともに、働く場所や時間の自由度を高める点で働き方改革や企業の経営課題への対応に寄与 し、地域活性化等にも資する意義を有するものとして、普及・定着に向けた取組を推進。
家庭のある子育て世代の参画が難しいことが課題として挙げら れ、職場における不公平感にも繋がることから、ひいては業務型ワーケーションそのものへの参画 を躊躇することも懸念。親子で参加可能なワーケーションプログラムについては、 個人手配のワーケーションおいて、子どもの長期休暇や休日・祝日を利用した取組が既に造成され ていますが、企業ニーズの高い業務型での取組はまだ一般的ではないことから、新たな優良モデ ルの組成が急務。とあります。

企業側のワーケーション推進については、職場における不公平感をなくす必要があり、子育て世代の家族での参加促進が大きなキーとなってくるようです。

プロジェクトの連携関係について

-実施主体は、農ライファーズ株式会社様

農ライファーズ株式会社さんの設立は2018年。本社は広島県竹原市にあり、ミッションとして、

”世界を農でオモシロくする”と挙げており、

2つあるビジョンは、

1.ウェルビーイングの高い人口を増やして日本を元気にする。
2.地域で成功する持続可能な農事業の数を増やす。

とされています。

田万里家店内

採択には、子育て世代を受け入れるために、オンライン会議に参加可能なスペースやミーティング会場、WIFIの設備、オウンウェブサイトを持っているかなど、厳しい条件が課されており、農ライファーズ様の施設が十分対応できるものとして認められました。

-ワーケーションを加速する田万里でのファームステイ

実は、農ライファーズ様では、ファームステイ事業や米粉ドーナツを提供するカフェも併設しており、農業を学びながら滞在し地域の方々との交流も可能です。

一棟貸しのホームステイスタイルは、参加者同士が普段より交流が深まり、お互いを知るチャンスになるのではないでしょうか。

今後の展開について

今回、広島県側で連携させていただきましたのは、日本航空広島支店様、竹原市認定こども園様、竹原市様、そして我々竹原DMOとなります。
日本航空様は、ワーケーション事業の先駆的モデルでもあり、また、首都圏での市場に詳しく多くの知見をお持ちでいらっしゃいます。マーケットに合ったニーズを把握し、ワーケーションで竹原市にご滞在いただく皆様に心地よい滞在となるようアドバイスをいただけるでしょう。

また、竹原市認定こども園との連携は、見知らぬ土地でワーケーションとして滞在し、大切なお子様を預かる施設としては安心いただけるものとしてご紹介させていただきました。実際に、保育園留学を行っていますキッチハイク株式会社様と認定中央こども園様とは事業を展開しており、実績としては十分とされます。


そして、我々竹原DMOは、農ライファーズ様と市内各事業者様との連携を促進し、竹原市でのワーケーション事業の活性化と広がりを担っていきます。

本プロジェクトは、8月より本格化始動する予定ですので、機会がありましたら、こちらのサイトで進捗を報告したいと思います。ワーケーションの活用で、首都圏の皆様が広島県竹原市に興味を持っていただき、地方とのつながりを持つことで、よりよいライフプランニングの一部を提供できるようになればと考えております。引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。