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次世代"ブランド"の作り方-おうちで手づくりクラフトビール「ヒール」を事例に-
クレイジータンクが半年以上の時間をかけて開発からデザインに至るまで関わってきた完全オリジナルクラフトビール「ヒール」を作るためのコーヒー豆が販売となりました!!ヒールはビールとコーヒーを混ぜることで完成するクラフトビールです。
販売先URL:クレイジータンクECサイト
ヒールはこれまでクレイジータンクオリジナルイベントでも提供され、多くの試飲者からフィードバックをいただきながら、何度も実験を繰り返し、最高の味を求め続けてきました。
そんなヒールですが、その開発の始まりは代表であるわたくし竹鼻とコーヒー豆ブランド"ひびのひび"代表の日比野氏の意外な出会い、そしてクレイジータンクまつしまようこの貴重な提案から始まりました。
わたしと日比野さんの出会いは5年前に遡ります。実は僕たちは子どもが通う保育園のパパ友という関係でした(笑)。日比野さんはコーヒーの輸入会社に勤務され、ヒール開発の話が出るまでは、飲み友達という関係性でした。しかし半年前のある日、日比野さんの口からこんな言葉が出ました。
「コーヒーの個人ブランドを持ちたい」
僕は即答しました。
「やりましょう!!」
簡単に言うけれど、という顔をした日比野さん(笑)でも僕にはその道筋がくっきりと見えていました。その理由は、現在の社会が持つ「誰もが活躍できるプラットフォーム」が多く存在する状況と共に、日比野さんが持っている知識や資格、コーヒー豆の購入ルートを考えた時に、独自ブランドをプロデュースできると確信したからでした。
ここで考えたのは「コーヒー豆ブランドは全世界無数に存在し、競合他社が多すぎる」という問題でした。まっすぐにコーヒー豆の美味しさを伝えようとしても、飽和状態のコーヒー豆市場を考えた時に、難しさを感じました。
そこで・・・
少し変化球なマーケティングにはなりますが、別の分野の物と組み合わせることで、これまでにない価値を創造し、飲んでくださる方々に新しい体験を提供することを考えました。
それがまさにビールとコーヒーを混ぜて、自分で作れるクラフトビールを作ることでした。
実験は難航を極めました。どんなビールに合うのか、合わせることができるのか、たくさんの種類のビールと合わせることから始まりました。
何度も配合を変えたり、コーヒー豆自体を変えてみたり、焙煎から見直してみたり、苦悩は続き、気がついたら三ヶ月以上時間が経過していました...(苦笑)
しかし諦めずに、日々実験を繰り返していたある日の夜...
これだ!!!とメンバーが唸り声をあげる味と出会うことができました。まさにヒール誕生の瞬間です。
誰もが販売に向けて動こうとしたその時!!クレイジータンクメンバーのまつしまから本当に貴重な、そしてこれからのブランドを考える上でとても大切になる意見が出ました。それは
「授乳中など、お酒が飲みたくても飲めない人も楽しめるヒールってできないですかね?」
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