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#鹿島アントラーズドラフト会議 感想戦

こちらの企画の感想戦です。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

当日に至るまで

まず、あらゆる状況に対応できるため選手のリストアップを進めていきました。

自分用

リストアップした結果がこんな感じ。基本的には自分が観たことある選手を優先で選ぼうと思いました。バランス良いチーム作り、手堅く勝点3を拾っていけそうなチーム作りを軸にしながら、こだわったのは以下の2点でした。

①小笠原満男を司令塔にして王様にする

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私が今までのアントラーズの歴代選手の中で一番好きな選手が小笠原満男。しかも、私が好きなのは海外移籍前の8番着けて2列目で王様やってる小笠原でした。その夢をもう一度!ということで、今回は小笠原を2列目で使って攻撃の全権を担ってもらう。小笠原ありきのチーム作りをしようと思ってました。

②左利きを多く使う

この理由は単純です。私が左利きだから。左利きの選手にはやたら親近感を覚える私は、なるべく左利きの選手を多く起用しようとしてました。特に、左サイドバックと左ボランチはマストで左利きにしようと思ってました。

前日会見も終えて、準備は万全。ちなみに、この中身は7割本音の3割ブラフです←

1巡目

ということで、ドラフトスタート。私が指名したのはもちろん王様にしようとしていた小笠原でした。ここを取れるか取れないかで私のドラフトの成否は9割決まると思ってました←

そしたらですよ。被ったんですよ。ロニーさんと。いや、正直予想はしてましたよ。「ロニーさん、満男さん指名しそうだなー」って。でも、「ロマン追い求めてブエノに行ってくれないかなー」とも思ってたんですよ。そんな淡い期待は打ち砕かれましたけど。とにもかくにも、競合覚悟で指名したので、ここは獲得するしかありません。そして、抽選の結果…!

はい、見事に負けました。この時点で私の戦略は崩壊です。二本柱のうち一つが1巡目で崩れてるんですもん。こっから私は見事にやさぐれ始めます←

外れ1位は誰にしようか迷いました。だって、小笠原取れないって基本的に考えてないですから。組み立てに参加できるGKが欲しいなと思っていたので、沖悠哉が余っていれば指名しようかと思いましたが、すでにmaayaさんが指名済み。ということで、よりにもよって内田篤人を指名。正直、右サイドバックの一番手に置いていましたが、早い段階で獲られると思っていたので、まあ指名しないだろうなと思ってました(maayaさんの推しだし←)。なので、実際のところ理由としては完全に小笠原取られたことに対する八つ当たりです←

内田については説明不要でしょう。鹿島歴代No.1の右サイドバックだと思ってます。攻めて良し守って良し。サイドバックがあまりにもちびっ子すぎると空中戦で狙い撃ちされるな、と思っていたので、そういう意味で身体も張れる内田の獲得はまさに棚ぼたでした。

1巡目

1巡目_2

1巡目の指名は大方予想通り。AKIRAさんとLOVINさんはそれぞれ推しの柴崎岳と本山雅志を指名。パダワンさんが全く読めませんでしたが、指名したのはジョルジーニョ。最年少の指名じゃないだろ…。maayaさんが推しを捨てて、沖を指名してくるのも予想していました。あの人、我々が思っている以上に手堅いので。ただ、私が内田を指名したことで好感度がダダ下がりになったのは予想以上に響きましたが←

この時の私の心境は完全に『もののけ姫』のモロです←

2巡目

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小笠原を取り逃したことで、私の計画はそもそも大きく狂っています。とにかく小笠原の代わりとなれる選手を獲得して、攻撃の軸に据えなければならない。そう考えて、2巡目は野沢拓也を指名しました。小笠原から8番を受け継いだ男は抜群の攻撃センスで三連覇時のチームで躍動。終盤戦になる調子を上げて結果を残してくることからついた異名はMr.クライマックス。この男の加入で、なんとか司令塔の穴を埋めることは出来ました。

2巡目

2巡目_2

2巡目もまあ早めに指名されるだろうなという選手から指名されていったので、ある種予想通り。沖を指名されていた段階でGKの指名は後回しにしようと思っていたので(早川友基指名しようと思っていたが、たぶん他の人は指名しないだろうと読んでいた)、GKを埋めていく他プレイヤーの動きにも特に焦りはしませんでした。

ただ、ここでも推しである安西幸輝を指名せずに西大伍に行ってパダワンさんと競りに行ったmaayaさんの指名に、参加者たちに「おかしいのはタケゴラではなく、maayaさんなのでは…?」という疑念が生まれ始めます←

3巡目

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チームの根幹は野沢で用意できただけに、ここからはいかに獲りたい人気銘柄を早めに押さえていくかの勝負に。ということで3巡目は岩政大樹を指名。高さ強さは申し分なし。頭脳派でDFラインを統率できるリーダーシップも兼ね備える彼を最終ラインの軸にして、足の速いセンターバックと組ませようと考えました。野沢からのセットプレーで年間5~6点は取ってくれそうですし。

3巡目

3巡目_2

3巡目にして初の被りなし。昌子源や安西幸輝は残っていれば指名しようとリストに入れていましたが、まあ流石に皆さん獲りに行きますよね←

4巡目

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やはり人気銘柄に予想していた選手が次々に指名されていくという、自分の読み通りの展開に。となると、自分も人気銘柄は早めに押さえておかないとマズい。ということで、4巡目に選んだのは興梠慎三。今の浦和で見せるような巧みなポストプレーやゴール前の動き出しよりも、鹿島在籍時に光ったのは抜群のスピードを活かした裏抜け。今回はその裏抜けを存分に活かしてもらって、フィニッシャー役に据えます。万能型で相方を選ばないのもプラスポイント。

4巡目

4巡目_2

4巡目でmaayaさんとパダワンさんが中田浩二を巡ってまたも競合。あの2人仲良いねえ…。AKIRAさんの櫛引政敏指名は自分もリストアップしていたとはいえ、渋いとこいくなあと思ってました(笑)あと、早くも前線を揃えだすロニーさん。フィジカルゴリ押しの面々はロマン追ってるなー、と思ってました(笑)

5巡目

正直、戦略を変えるならここだったなと思ってます。まだ結構大駒が残っていたし、こっちのリスト的にも余裕があった。巨艦を揃えて大砲ぶっ放し続けるようなスタイルで押していっても良かったのかもしれません。ただ、1巡目の抽選に負けたことで完全に被ることにビビっている私は、石橋を叩くことを選択します←

結局、5巡目は左利きの左サイドバック一番手に挙げていた、永戸勝也を確保しに行きました。繋ぎの部分での貢献度も高いし、クロスの質も良い。守備も頑張れるし、結構空中戦も競れるので、内田と永戸のサイドバックコンビはかなり良いのでは。鹿島ではほとんど投げてないですがロングスローも持ってるので、いざなったら岩政目がけて投げるパワープレーで殴りに行きます←

5巡目

5巡目_2

5巡目は大迫勇也に3人の指名が集中。結果としてロニーさんが獲得します。というか、あの抽選で使ったサイトのルーレット贔屓が露骨だよね←

パダワンさんは2人目の助っ人にレオナルドを指名。絶対あの人年齢詐称してるでしょ…。

6巡目

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折り返しとなる6巡目、とにかく競合を避けたい(←抽選で勝てる気がしないから)私は狙われそうな選手を早めに確保していくことに注力を続けます。ということで、選んだのは鈴木隆行。ロニーさんの同郷の先輩だし、選んどけばよかったとか前回言ってたので獲られるとマズいなと思って指名したのですが、あの人この時点でもうFW3枚取ってるんだからそこまで急がなくてもよかったな←

鈴木は得点数こそFWとしては物足りないですが、身体を張ったポストプレーは天下一品。高い位置でファウル貰うのは日本人で一番上手いと思ってます。日韓W杯のベルギー戦のゴールも忘れられないし、2004年のアウェイ磐田戦のハットトリックも印象深い。何より、指名した一番の理由は左利きだからです←

6巡目

6巡目_2

半数を指名し終えたところで、各々の色が見えてきましたね。フィジカルでゴリ押しを狙うロニーさん、平均年齢のやたら高いパダワンさん、直近の希望溢れる面々を指名していくAKIRAさん、なんだかんだ手堅く指名していくmaayaさん、そしてロマンを追い求めていくLOVINさん。

7巡目

6巡目で鈴木隆行を指名した段階で、正直自分のリスト的にここからもう被ることはないなと思ってました。GKを指名していないのは私だけなのでそれは11巡目に回しておけばいいし、あとは自分が好きな選手を着々と指名していって、チームを作っていこうと。ということで、後半は伸び伸びやってました←

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7巡目に指名したのは本田拓也。鹿島ではケガも多く出場機会が限られていましたが、彼のボール奪取力とレーザービームのようなロングパスの精度は間違いなくJリーグでもトップクラスだったと思っています。車は信じられないレベルで改造していたらしいですけど。彼を中盤の底に置いてフィルター役をこなしてもらいます。

7巡目

7巡目_2

ここから守備陣の指名を後回しにしていたロニーさんの悲鳴が続くことになります←

8巡目

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粛々と8巡目へ。指名したのはファビアーノ。上背はなかったですが、スピードもあったし、何より対人に強く、繋ぎも苦もなくこなして、第二次黄金期の鉄壁の守備を支えたセンターバックです。個人的には鹿島の歴代外国人センターバックでは彼がNo.1。ファイター系の岩政を彼がサポートする形で補完出来れば、まず簡単に失点することはないでしょう。何より、イケメン。

8巡目

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ここまで何故か指名されていなかったマルキーニョスとセルジーニョをパダワンさんとAKIRAさんが確保。LOVINさんの柳沢敦&マジーニョの2トップは熱いし、maayaさんの青木剛チョイスは渋いわー。あの人たぶん中身40代のおっさんだと思う←

9巡目

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9巡目は2人目の助っ人、フェルナンドを指名。チームが世代交代の真っただ中&とにかく金がなかった時に来たので、4年間でタイトル獲得は出来なかったが、かなり優秀なボランチだった。レフティーで正確なキック精度も持っていたし、プレースキックや攻め上がりで点も取れた。ボランチでハットトリックしたのフェルナンドくらいじゃないかな。瞬間湯沸かし器でカードコレクターだったのは見なかったことにしよう←

9巡目

9巡目_2

企画した時にまさか9巡目になっても抽選やるとは思ってませんでした←

10巡目

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10人目に指名したのは深井正樹。左利きで当時の身体の小さかった小学生の私にとって、同じく左利きで小柄だった深井の存在は「身体が小さくてもプロサッカー選手になれるんだ!」という心の支えになっていました。プレーはもちろん好きだったけど、ここは思い出枠での指名ですね。

10巡目

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なんで10巡目まで来て抽選やっとんねん←

LOVINさんは昨年に常々「俺の名古」って言い続けていたのに、平戸太貴指名するんだー、へー、とは思いました。あと、ここにきてmaayaさんがついに助っ人枠を使用。ガチムチが好きなんですね…。

11巡目

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最後の11巡目、私は残っていたGKを埋めるために早川友基を指名。ルーキーですが、明治大の時にプレーは観ていたので特長は把握できていたし、何よりGKには組み立てに参加して欲しかったので、沖が獲られたら次は早川で行こうと最初から決めていました。今季GKのポジション争いをかき回してくれるんじゃないか、と個人的に結構期待しています。

ブラフでしたね←

11巡目

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最後は各々のクセが出たねー(笑)

最終結果

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ということで、私のチームはこうなりました。小笠原獲れなかったのが痛恨の極みだし、ここばかりが本当に悔やまれるけど、それ以外は概ね希望通りの編成になったかなと。八つ当たりで獲った内田篤人は出来すぎです←

基本的に4-4-2でオーソドックスに何でも出来るチームを目指そう!というのがチームコンセプト。後ろでもある程度繋げそうだし、前には鈴木がいるので蹴っ飛ばして収めてもらうのもあり。深井を戦術兵器化させて突破口にも出来るし、セットプレーは野沢、フェルナンド、永戸とキッカーも揃っているし、中には岩政が待っている。うん、強い。

守備は4-4-2で中盤でブロック敷きながら構えて、奪ったら即ショートカウンターに移行。ダイソン本田がボールは刈り取ってくれるし、万が一引くことになっても岩政とファビアーノがひたすらにはね返してくれるので、問題はないでしょう。

理想はセットプレーかなんかで1点取って、後はのらりくらりと過ごして逃げ切って勝つ。1-0を10勝くらい積み重ねて優勝したいですね。

他の人の最終結果はこんな感じになりました

ロニー

パダワン

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いかがでしたでしょうか。お楽しみいただけたなら何よりです。こういったドラフト会議企画はまた是非やりたいと思っています。というか、リベンジさせてください…!俺は小笠原満男を獲りたいんだ…!

なお、今回の企画ではアンケートもやっておりますので、是非ご投票いただければ。ここまで読んでいただいている方はもちろん分かっていただけると思いますが、投票する際は「タケゴラ」に投票にするんですよ!いいですね!

では、また。

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遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください