コロナ禍の有益な過ごし方~コロンビア104歳男性が博士論文完成~
最近目に留まった記事の中に、このコロナ禍の巣ごもり期間中に30年近くつづけてきたイギリス、マンチェスター大学の科学技術における博士論文を完成させたというニュース。コロンビアに住む104歳の男性。Lucio Chiquito氏。「持続可能な水利用」を研究テーマとして、発電などの目的で河川から採取する水の「持続可能かつ最大の量」を割り出すというもの。200年以上前から「永遠の謎」とされてきた問題で、複雑な数学の問題を解く必要があったそう。
この記事を読んだとき、耳が痛かった。このコロナ禍では自分で望んだわけではないが自由な時間がたくさんある。でもその時間を有効に使えてはいない。もっとインプットできる時間があるはず。このおじいさんのように何か明確は目的をもってインプットしたいなと思った。そしてこのおじいさんの年齢。YouTubeでお話されている様子をみてもとても102歳とは思えない。
このバイタリティーはどこからくるのか。彼のインスタを見ると、コンパクトカーを運転してみたりひ孫?孫とおしゃべりしたり、水辺でボートを漕いで楽しんでいる様子を見ることができる。長年連れ添った夫人を亡くしてもアクティブに過ごすことができるのは、好奇心なんだろうと思う。新しいものや、非日常的なアクティビティは人間を若返らせるんだと思う。電話で四苦八苦しながら母親にClubhouseを紹介した。物忘れが多いとぼやくので是非あたらしい文明の利器(笑)を楽しんで欲しい。
Lucio Chiquito氏のインスタ