「消したい過去」があってもいい
GWは相変わらず写真整理作業をしていました。整理をするにあたり、いくつかの作業を並行して行っていることは以前も書きましたが、昨晩からパソコン内にある画像データの抜すいを「おもいでばこ」に取り込む作業に取りかかりはじめました。おもいでばことは「現代版・画像整理アルバム」とたとえるとわかりやすいでしょうか。
画像データを保管するよりもむしろ「撮影した画像を見返すこと」に重きを置いて開発された商品なので、2TB容量のボックスに取り込んだ画像データを時系列に整理してくれて、カレンダーのように見返すことができるという優れもの。写真整理アドバイザー仲間ではひっぱりだこの画像整理アイテムです。
パソコン内に入っているデータを「おもいでばこ」にコピーするにあたり、削除した画像が結構ありました。そう、「消したい過去」であります。
1.重複している画像
2.記録として残したいとは思わない画像
2.について語りたいと思います。具体的にはどんな画像でしょうか。
まずは「メモ代わり」に撮ったもの。後で忘れないようにと撮影した物は、手帳などに転記してしまえば不要です。次に個人的なセミナー受講や取材に関する下調べの画像。未来へ向けたその道しるべが、のちに見返したときの分岐点なら残す価値がありますが、そうでないものは容赦なく削除。あとは経験値にはなったけれど「ここだけのもの」にしたいこと。私はここがたくさんあり、ずばずばっと削除しました。
「過去は変えられないが、過去に対する解釈は変えられる」と自分史では推奨していますが、細かな消してしまいたい過去ってありますね。何度かお話ししているように東日本大震災がありました。その後、未来を創りだすために私たちはたくさんのチャレンジをし、たくさんの失敗も経験しました。私の場合、経験値にはなったけれど、消してしまいたい、心がしくしく泣きたくなる過去はいくつかあります。ただ、ありがたいことに家族の記録はすべてが愛おしい記憶でした。
過去は、すべて残さなくてもいいのですよ。
消したい過去は、ありますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?