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お願いするほど減るモノとは


信用の考え方

信用というのは目には見えないモノではありますが計る方法もあります。
その前に、信用ってよく積み重ねるとか言いますよね。
皆さんは実際はどんなイメージで信用が積みあがっていくイメージでしょうか?

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AとBの入れ物がありここに信用が積み重なるのをイメージします。
皆さんはどんなイメージなんでしょうか?

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Aは、ブロックのように積みあがっていく行くイメージです。
Bは、クレープのように薄く折り重なり積みあがっていくイメージです。
私のイメージはBです。

ゆっくり折り重なり薄く薄く折り重なり時間をかけて積み重なるそれが信用なんだと思っています。

期待値の考え方

この信用が大きく増える場合と減る場合について説明すると、この期待値と言うのが重要です。
何かものやサービスを購入したりする際や説明受ける場合、人はそれなりに期待値を想定したりしていると思います。

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仮に今日何かしらのサービスの説明受けるとしてこの期待値が図の赤点線の位置だとします。

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説明聞いた後であなたが想像していた期待値を大幅に超えてきた場合は、好感が持てたり信頼や安心感なども大きく上昇するのではないでしょうか。

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仮にこの期待値を大幅に下回った場合、この商品に対しての信頼や安心感などはどうなるでしょうか?信頼は不信感に変わり、安心感は不安に変わります。
重要なのは、相手の期待値を超えれてるのかという認識をしっかり持つことです。この期待値を超えることで信頼は大きく積みあがったり大きく信頼を減らしたりすることもあるのです。

信用残高という考え方

信用残高という言葉を聞いたことはありますか?
先ほど話したように信用は積み重ねることができます。この信用の溜まり具合が信用残高であらわされます。

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信用残高は、各相手により変わってきますので図のような状態です。自分自身でこの目には見えない残高の溜まり具合を意識することが大切です。
この信用残高をしっかり理解していない場合にどういったことが起こるのか解説します。

お願いで残高は減る

お願いという行為がこの残高を減らすことになります。
少し解りやすい例を出して説明します。

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あなたは、左の男性から10万円を貸してほしいとお願いしました。そうすると彼は10万円を貸してくれました。
何故彼は、あなたにお金を貸してくれたんでしょう?それはあなたが今まで積み重ねた信用残高があったからで、又その残高がそのお願いを受け入れた場合に信用残高がマイナスにならなかったからです。

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また同じ相手に、再度10万円貸してとお願いしました。そうすると今度は信用残高を下回ってしまいました。そうすると、今回はもう貸せないと断られました。こういったことが日常的に起きています。

営業でも言える信用残高

営業でも同じなんですが、相手との信用がない場合にお願いはしない。よくお願い営業と言いますが信用残高がないのにお願いしても無駄となってしまいます。

まずは、アポなど取れた場合は相手が想定する期待値を如何に超えるのかを意識する。それに全力で準備し、結果期待値を超えるそうすればお願いなどしなくても商品やサービスは売れる。
原則として、その商品やサービスに価値があるかも重要ですが今日お話ししました期待値を超えると、信用残高は私自身かなり使えると思っているのでこういった思考も参考にしていただければと思います。

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