好きなジャンルはやっぱり良いと思う

本はどんな短い時間でも没頭することができる。
元から好きだったものの慣れというものだろうか?
というと、映画館で映画をみることも耐えられるのは不思議と頷けるような…?

もっぱら最近はエッセイと呼ばれる種類を好んで読んでいる。
物語や前の話を持ち越す、物語系は高次脳機能障害の影響で内容を覚えていられないから自然と遠のくようになった。
なるべく一話完結、一章で区切りがつくエッセイを好んで読んでいる。

ほんの2ページとかの数ページでも、やはり面白いと思える文章とそうでないものというのが別れるようになってきた。
やはり読みにくかったり、難しい言葉を多用するものは僕にはあっていないらしい。
前は無作為に読んでいたが、ここにきて『好み』というものが出てきたのかもしれない。
文章に対しても、書いてる人に対してもだ。

とくに最近気に入ってる作家さんは『益田ミリ』という人のエッセイがすごく読みやすくてちゃんと面白いと思えるから好きだ。
基礎を忠実に『小学生が読んでも分かる』ということを守ってる人がすごく好き。
読みやすいし、分かりやすい。
きっと基礎を忠実にやっていくことってやろうと思っても中々難しいことだから、きっとこういうのを『才能』とか『素質』とか『向いてる』って言うんだろうなぁ。
やろうと思ってもできないから本来、元々持ってた魅力なんだと思う。

益田ミリさんのエッセイ自体のテーマもすごく好き。
47都道府県を回ってみてのエッセイを書いたり、日常のなかで生まれた疑問などを書いたりと、ある意味ワクワクもするし、あるあるともなる。
とても読みやすい。

また、入院中にリハビリの人から借りてた星野源のエッセイもとても面白かったから好きだし、読みやすいなと思う。
最近、エッセイの新刊が出たので、情報を知ってからすぐに本屋さんに向かった。

僕は元々本は好きだが、読むのが遅い太刀だが、これは読みやすくて面白いこともあって、かなりのスピードで読んでいる。
入院中も借りた本はすごいスピードで読むことができた。

前の記事にも書いてあるように、本というのは没頭して時間を見る隙がないから、とても時間が早く過ぎる。
途中でもくじを挟んで、気軽に好きな時に辞められるってのが大きいのかもしれない。
それが動画ではできないから本は良いと思った。

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