冬は暗いから早起きしないともったいない|はたらく大学院生の勉強法
午前5時前、まだ外はまっくら。
朝に勉強している人間にとって、なんとも早起きしにくい季節がめぐってまいりました。なんてったってこの季節は寒くて、暗い。6時台でもまだまだまっくらです。
働きながら研究をする通信制の大学院生にとって、朝は勉強のゴールデンタイム。集中力の高まるこの時間は、とても貴重です。
…でもねえ、わかっちゃいるけど、こうまっくらだと、なかなか起きる気がしませんよね。こんなにぬくぬくになったお布団から出るって正気? そんなの無理だよ〜と思ってしまいます。
でもそんな時、もうひとりのわたしが言うのです。
「まっくらだからこそ、起きるんだよ!」と。
そうなんです。
真っ暗だからこそ早く起きなきゃもったいない!
暗いからこそいいのです。明るくなってからでは家族がうっかり起きちゃう。今のうちに勉強しないと。
他にも、暗いうちから起きたほうがいい理由があります。
まだ暗いうちから起きたほうがいい理由
暗いから、集中できる
すごく静か
自分だけの時間が得られる
ひとと差がついちゃうかもよ
わたし頑張ってる感を味わえる
1.暗いから、集中できる
早朝は集中力の増す時間帯ですが、あたりが暗いとぐっと集中力が高まる気がします。外が明るくなるとなんとなくわさわさした気配になってくるのですが、暗いとキュッとシャープな空気感です。若かりし頃の、「徹夜」を思い出してなかなか勉学がはかどります。
2.すごく静か
鳥がチュンチュンと鳴き始めるのは、あたりが明るくなってからです。真っ暗だと鳥も鳴きませんので、とても静かです。勉強がはかどります。
3.自分だけの時間が得られる
自分が朝起きにくかったということは、他人も朝起きにくいのです。寒いし誰も起きてきません。つまり、誰にも邪魔されない自分だけの時間が持てます。主婦でもあるわたしは、家族が起きてくるまでの時間が勝負です。みんなが「起きにくいな〜」と思いがちな時間が、じつはチャンスなのです。
だから明るくなるまでに勉強しないと、もったいない!
4.ひとと差がついちゃうかもよ
こんなに真っ暗なんだから、きっといま起きているヤツなんてそうそういない。今こそライバル(?)に差をつけるチャンスだ! そう考えてみてもいいかもしれません。
わたしの尊敬する経営者さんは「経営者たるもの、人の寝ている時間に起きなさい、人が休んでいるときにやりなさい」とおっしゃっていました。いまの時代には合わない考え方かもしれないけど、じぶんがやりたいことだったらできるよなあ、と思ったりもします。それくらいやらんとね。好きなんだから。
4.わたし頑張ってる感を味わえる
これはそうですよね。「こんなに暗いのに起きて頑張ってるアタシ、えらい」と思いながら勉強すると自己肯定感があがってはかどります。
早起きするための5つのコツ
早起きがちょっと楽しくなることをつくる
枕に起きたい時間を指で書く
羽織るもの、靴下など起きてすぐ身につけるものを用意する
早く寝るために逆算して帰宅直後から行動開始
寝るときに問題解決を願って寝る
早起きがちょっと楽しくなることをつくる
早く起きるのが楽しみになるちょっとしたご褒美をつくります。わたしの朝のルーティンは、白湯を飲んでから、アーリーモーニングティを飲むこと。アーリーモーニングティとは、イギリスでベッドのなかで飲む紅茶のことなんですって。この「アーリーモーニングティ」気取りで紅茶を飲むのです。そのときに、ちょっと紅茶がおいしくなる牛乳なんかを買っておいてあげると、早起きするのがとても楽しみになります。朝専用お気に入りのティーカップを決めておくのもいいですね。
2.枕に起きたい時間を指で書く
これね、ちょっと騙されたと思ってやってみてほしいんです。枕に、指で朝起きたい時間を書くんです。子どもの頃、何かのおまじないの本で読んだんですけど、これわたしにはめちゃくちゃ効きます。例えば4時に起きたかったら、4:00 って枕に書くんです。これ、不思議と効果抜群です。なんか脳に言い聞かせているのかな?
3.羽織るもの、靴下など起きてすぐ身につけるものを用意する
寒いのが苦手なんで、朝起きてすぐに身につけるくつ下や羽織ものを枕元にセットしておきます。冬の朝はまだ暗いので、寝る前に用意しておくのです。家族を起こさないようにね。
4.早く寝るために逆算して帰宅直後から行動開始
早く起きるためには早く寝る必要があります。早く寝るためには、夕食の支度を早くして…と、帰宅直後から逆算して行動します。家に帰ってきたらすぐに化粧を落としてしまいます。
「わたしはぜったいに○時に寝る!」という強い意思を持って行動するといい感じです。何事も強い気持ち大事。たとえ寝るだけであってもね。
5.寝るときに問題解決を願って寝る
あれこれ考え事をして眠れない、という日もあります。そんな時は「明日の朝いい解決方法やアイデアを思いつきますよーに」と願ってから寝ます。
そしたら、明け方なんとなく解決方法をひらめいたりします。またまた〜、そんなこと言って。と思いますよね。これがけっこうひらめくんですよ。
高校生の時に読んだ英文読解の英文で、「夢は脳のプレイグラウンド」という話を読んだことがあります。脳が、わたしたちが寝ている間に勝手に情報を整理し、記憶にしておいてくれるのだそうです。それで「解決しますよーに」と思って寝たら、脳が今までの引き出しをひっぱり出して解決策を見つけ出してくれるんですって。脳ってすごいですね。
だからわたしは悩んだら、今夜もよろしく! と脳にお声がけして寝ています。きっと翌朝答えを夢で出してくれます。たぶん。
まとめ
まだ暗いうちから起きたほうがいい理由
暗いから、集中できる
すごく静か
自分だけの時間が得られる
ひとと差がついちゃうかもよ
わたし頑張ってる感を味わえる
早起きするための5つのコツ
早起きがちょっと楽しくなることをつくる
枕に起きたい時間を指で書く
羽織るもの、靴下など起きてすぐ身につけるものを用意する
早く寝るために逆算して帰宅直後から行動開始
寝るときに問題解決を願って寝る
以上、はたらく大学院生の勉強法でした。
冬は朝起きにくいですけど、逆にあたりが真っ暗だからこそいいこともありますね。そうやって暗い季節も楽しんでお互い勉学に励みましょう!
それでは、おやすみなさい!
それではまた明日、早朝にお会いしましょう。