自慢のメンバー達とWell-beingについて考えることが大事なのかもしれない
4回に渡る「Well-being×Technology」に関するオンラインセミナーが終わりました。事前登録2500名という多くの方に興味を持っていただけたこと、そしてそんなイベントの準備・運営を頂いたメンバー、話を頂いたスピーカの皆さまに「Aug Lab」リーダとして改めて御礼申し上げます。
キーノートとなった1回目についてはここやここで振り返りましたが、2回目「Well-being×空間」、3回目「Well-being×応援」、4回目「Well-being×家族」も毎回違うトーンで面白かったというか、示唆に富むセミナーをできたのではないかと自負しています。
以下ですべての回のアーカイブ配信を行っていますので、是非ご覧ください。
セミナーの中では多くのキーワードを頂きました。本当は書ききれないくらいメモった内容はあるのですが、以下、抜粋しておきます。
デジタルと空間づくり
・「不」は必ずしも悪いことばかりではない
・「したいこと」より「したくないこと」の共通認識が重要
・テクノロジーが自分だけに向くとシンドイ。自分と外側のそれぞれに向くことが大事。
スポーツ観戦
・応援とプレーはインタラクションがある
・日本には「溜め」の文化がある
・共在感覚には声、動作のタイミングの同期が重要
・批判は分断を生み、応援は繋がりを作る
家族とロボット
・家庭に入り込むに、ユーザが完璧を期待しないような設計を意図されることが多い
・子供は「ノン」センス。意味のあり・なしに先入観なく、受け入れるのが得意であり、ロボットのある暮らしについて色々と教えてくれるかも
・ロボットはエコトーンになり、家族と便利道具の存在として、生活を豊かにしてくれるかもしれない。
おそらく上記だけではうまく伝わらないと思いますので、是非倍速でも良いので、動画を見てほしいです!笑
ただし、今回の連続セミナーの中で、最も嬉しかったのは、もしかするとAug Labのメンバー達が(おそらくすごく緊張していたと思われますが)著名な有識者の中に混ざっても、自分の言葉で自分たちがやってきたことを分かりやすく伝えていたこと、そして夫々がしっかりと自分の意見を述べていたこと。発言の質は様々なご指摘もあるかもしれませんが、リーダとしてこれほど嬉しく、誇らしいことはありません。”Augmentation for Well-being”ということに自分たちなりにゼロから向き合ってきた彼・彼女らだからこそ、できたイベントだったのではないかと思っています。
そういう意味では、Aug Labのメンバーは、ずーっとWell-beingとは何なのか?と自分自身で考え続けないといけないのかもしれません。もちろん、自分たちだけではなく、今回のような様々な分野の方々と議論することも続けないといけません。
次はいよいよ実証フェーズ。そして次なるアイデアを形にもし続けたいと思います。トライ&エラーで進めて行きたいと思いますので、引き続きのご支援、叱咤激励をよろしくお願いします。
では、また来週~。
安藤健@takecando
追伸:冒頭の写真はAug Lab事務局メンバーで写真を撮ったものです。SXSWで着る予定だったスタッフジャンパーを着る機会があり、良かったです。笑
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