ド定番なウェブ記事のフォーマットを教えます(途中)
ウェブサイトの記事を作る理由のひとつは、狙った検索キーワードを獲得することです。オーガニック検索の量を増やせば、当然流入が増えて記事やサイトの価値も高まります。
でも、どんな形で記事を書けばいいか、いまいちわからない…という方に向けて、自分がやっている鉄板の記事フォーマットをお伝えしてみます。同じようなものもあると思いますが、一応は自分なりのオリジナルな形です。誰かと言ってることが同じだったらすみません。
汎用ウェブ記事フォーマット
基本の構成はこんな感じです。
タイトル
導入文
本文
補足説明
簡単で、誰でも書けると思います。でも大事なのはこのあと。それぞれにどんなことを書くかです。
タイトル
タイトルは検索にかかりやすいように、冒頭にキーワードを置きます。ただ、それだとわかりにくい、一般に知られてない言葉の場合は、無理に置かなくてもいいです。
四角四面にセオリーを当てはめるのが難しかったら、自分が読んだときに「なんだこれ」と思わないような言葉選びをするのがコツです。
例えば、会社名が前にあったほうがいいとしつつも、NECならほぼ誰もが知ってるけど、NGUCなんて会社、知名度低いなと思ったら、前に置かなくていい。
この判断基準は、編集者自身の感覚で間違いないです。自信がないとしたら、ちょっと勉強が足りないと考えましょう。日頃の情報収集とかに力を入れるとよいです。その業界にいる編集者なら当然聞くような社名なら前に、そうでないなら社名をカットしてもいい。
逆に、サービス名や商品名が有名なら、そっちを前に持ってったほうがいいでしょう。会社名なんてあえて外してもいいです。
タイトルは、その記事の50%を伝えるもので、分かれ道の看板みたいなものです。誰が何をした、どんな商品が出てきた、あの話題についての答えはこれだ、なんでもそう。
道がわかればいい人はそのままスタスタ歩いていけます。が、もう少し知らないと先に進めない、という人もいる。そんな人たちに伝えるのがこの先の導入文になってます。
導入文
導入文は、タイトルを見て飛んできた人に、この店で間違ってないですよと伝える大事な文章です。
ここは人のセンスも出てきますが、基本的なセオリーはこんな感じ。
商品紹介…1文目で5W1Hを入れる。誰がいつ、何をどうした、まで。2文目でそれ以外の追加要素を入れる。
解説記事・まとめ記事など…読者への共感or疑問提示をして、これ以降でその疑問などを解決します、という宣言をする。
商品は簡単です。1文目ですべての情報を一言で網羅します。でぎるだけ修飾後は省いて最低限だけ書く。
例えば、「業界のDX化を独自の技術で支えるAIカンパニー、〜〜は」とかは、この会社の知名度によっては名前だけ、知らない人には最低限必要な業種とかだけでよいです。
5W1Hを指す言葉には、できるだけ修飾語は省きます。人間はそんなに処理能力は高い人ばかりじゃないし、日々流れてくるニュースの中でそんなに脳のリソースは裂きたくないはず。読み手の負担を減らすことが、読んでくれる人を増やすことにつながります。
解説記事とかまとめ記事の方はちと難しく、これから話すことを読者に関連付けなければなりません。
例えば、ペット保険に関する記事の場合、ペットを飼ってる人だけに伝わればいいのか、そうでないかで書き方は変えます。
基本は「この記事を読むために読者が知っておくべきこと」を、説明するかしないか。説明しなければ関係ない人たちの離脱がここで起きます。これが一種のふるいみたいになる。説明すれば、離脱ポイントはもう少し先。だから、この導入文には彼らをつなぎとめるための内容、魅力が必要です。
「ペットと暮らす人たちにとって、突然病気やケガをしてしまったときにお世話になる病院は、普段健康で病院にお世話になっていなかったおうちほど、費用感などは気になると思います」
「私達に毎日の癒やしを与えてくれるかわいいペットたち。でも、彼らも生き物で、体の調子が悪くなったりもします。ペットを飼っていないおうちでは知られていないかもしれませんが、実は年間〜万円ものお金が、ペットの健康を維持するために病院通いなどでかかっているのです」
微妙な違いですが(自分文章力の拙さもありますが)ターゲットは少しだけ違うのが伝わるでしょうか?
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