スペイン風ピザ?地中海の【夏野菜マリネのコカ】の作り方/スペイン料理レシピ
こんにちは。スペイン在住、元スペイン料理人のTAKEです。
今回はスペイン東部、カタルーニャやバレンシア、マジョルカ島で有名なCOCA/コカの作り方です。
見た目はほとんどピッツアですが、スペインではコカとピッツアは別物です。
ピザとコカの違いは生地に含まれる水分量と焼く時の温度、時間、チーズやトマトソースは基本的には使いません。
水分量の多いピザ生地は高温(300~400℃)で短時間で焼く反面、コカの生地はピザよりも水分量が少なく、焼く時の温度はピザと比べるとかなり低く焼き時間もかなり長いそうです。
スペイン料理に少し詳しい人はコカは料理としてのイメージが強いと思いますが、実は甘いタイプのコカもあります。
生地も薄いイメージが強いですが、フォカッチャのような厚めのコカを提供しているお店もあります。
野菜マリネのコカ/COCA DE VERDURAS(コカ・デ・ヴェルドゥーラス)
コカはという言葉はカタルーニャ語(バルセロナ等で使われる言語)ですが、元々はオランダ語のKOKという言葉に由来しているそうです。(KOKはオランダ語でコック・料理人の意味)
今回紹介するコカはマジョルカ島の COCA DE VERDURAS (COCA DE TRAMPÓ)
TRAMPÓ はマジョルカ料理のトマトサラダでマジョルカ語のTREMPARからきています。(スペイン語ではALIÑAR・マリネ、和えるの意味。)
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