計算が苦手でも証明はできる!
今回はこちらの本についてご紹介させていただきます。
数学をひとくくりにしない
これは、大事なことで、
数学はジャンルごとの得意不得意が
けっこう出てくる教科です。
先の先まで行くと
図形でも複雑な計算が必要になったり
つながってくる部分も多いですが
義務教育ではそこまでのつながりは見えないので
計算関係が苦手であったり
図形関係が苦手であったりと
実は数学が苦手という中でも
タイプが分かれてくることもあります。
ですから
計算が苦手でも証明はできる
のです。
苦手意識が可能性をつぶしてしまう
ところがそうは言っても
一度苦手意識をもってしまうと
・自分はできない
・数学は向いてない
・何をやっても無駄
という勘違いをしてしまいがちです。
そうするとはじめからやろうとしないので
やればできる可能性をつぶしてしまうことになります。
とてももったいないことなのです。
現職の時に
もちろん数学は嫌いになる割合の高い教科でしたので
授業をいかに面白くするか
どうやって「できる」「できた」
を味わわせるかを考えていました。
そしてなにより
やる前からあきらめさせないこと
これを大事にしていました。
世の中には頑張っても頑張っても
ふつうではどうにもならない壁
というものがあるとは思います。
それでも不可能とは言い切れないですよね。
まして
勉強に関しては
やれば大抵なんとかなるものです。
だからはじめのあきらめは
損でしかないのです。
そしてやっていくうちに
できることが増えれば
楽しくなってくるので
さらに能力が上がります。
可能性を広げることになります。
基本の証明はパターン
基本の証明は
パターンを覚えればだれでもできます。
計算力は必要ないです。
たった7つの要素を並べれば
証明は完成してしまいます。
その7つについて
細かく解説しているのがこの本です。
ですから章の3までで
基本的な証明力はついてしまいます。
基本が身に付けば
あとはちょっとずつ積み上げれば
難しい問題もできるようになります。
つまり土台を作ることに特化した本です。
それを証明の7つ道具として解説しています。
やれば可能性が見える
苦手意識が強いと
どうしてもはじめから
やらないという選択肢を選びがちです。
ですが、これまでも
計算系は苦手でも
証明ができたという生徒はたくさんいました。
だからやればけっこうできてしまうものなのです。
そして1つできたら
他もやってみようという気になり
数学が苦手から始まって
数学が好きになり
数学が得意になってしまうかもしれません。
大逆転です。
試してみる価値はあると思います。
ぜひのぞいてみてください。
ありがとうございました。
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