睡眠の「朝型・夜型」は遺伝子で決まっている
こんにちは、武内です。
今日は睡眠の朝型と夜型についてです。
■朝型・夜型は遺伝子で決まっている
睡眠には朝型と夜型がありますが
これは遺伝子によって決まっています。
体内時計に関わる遺伝子は351個あり、
朝型の遺伝子と夜型の遺伝子の
どちらが多いかによって変わります。
一般的には、
朝型・・・人口の40%
夜型・・・人口の30%
中間・・・人口の30%
これは「朝型夜型質問紙」でわかります。
こちらのページの19個の質問に答えると
自分が何型なのか分かります。
↓ ↓ ↓
https://www.sleepmed.jp/q/meq/meq_form.php
■実は不健康なNG行為
「朝型の人が夜遅くにジムに行く」
「夜型の人が早朝ウォーキングをする」
これは健康的に見えて
自分の体質に合っていないので
NGな行動となります。
また、朝型だからといって
早朝の5~6時に起きたり、
夜型だからといって
深夜遅くまで起きているのは
おすすめしません。
朝7時より前に起きると
日中にストレスを感じやすくなったり、
深夜3時以降まで起きていると
体内時計が崩れてしまいます。
朝型だからと7時前に早起きしたり、
夜型だからと夜更かしをしていいわけではないのです。
■夜型は周囲から理解されにくい
社会のスケジュールは
朝方の人に合わせて作られています。
これは私たちが子供の頃からそうで
朝8時から学校に行って、
午後3時には授業が終わるという、
朝型の人に合わせた生活リズムです。
大人になっても
朝9時に出社して、17時に退社するなど
朝型の人に合わせたスケジュールになっています。
そのため夜型の人は本来の力を発揮できず、
朝が苦手だということで
「怠け者」のレッテルを貼られてしまいます。
また、朝型や夜型は
努力で改善できると思っている人も多く
周りから理解されにくいという現状があります。
私が勤めていた職場の社長は
朝4時に起きて、5時から仕事をしていました。
「最近の若者は朝が弱くてだらしない」
「私なんか毎朝4時に起きているんだぞ」
という早起き自慢をする社長でした(笑)
これは完全に根性論で
早起きが良いという根拠はありません。
■自分の睡眠と向き合う
自分の本来のパフォーマンスを発揮するために
睡眠の質を高めることは必要です。
しかし、睡眠のことは学校ではもちろん、
スポーツジムでも教わることはありません。
せっかくご縁があり、
この記事を読んでくださっているあなたには
今後も睡眠の質を高める方法をお伝えしていきます。
ダイエット目的の方、
ストレス解消目的の方、
健康管理が目的の方、
どのような方にも睡眠は関係していますので
ぜひまた次の記事でも
正しい知識を身につけてください。